2013年5月9日木曜日

若狭・越前ツーリング(1日目)


突然ですが皆さん福井県と言うとどんなイメージをお持ちでしょうか?
 
周りを京都・大阪・名古屋・金沢などの有数な観光地に囲まれていて、
通ったことはあるけどなかなか滞在する機会がないのが実情ではないでしょうか?
今回はそんな福井県を一泊二日で訪れてきましたので、
つたないながらも旅行記にて福井県の魅力をお伝えできればと思います。

 

とりあえずライダーの朝は早く、薄暗い5時には出発します。
空いているうちに手っ取り早く距離を稼ぐため、
松本から高速で一気に4時間移動して滋賀県の木ノ本ICで降ります。
早朝の気温は0℃近くで凍るかと思いましたが・・・

奥琵琶湖の湖畔にて

琵琶湖に寄り道して、奥琵琶湖パークウェイを進みます。
湖畔を抜けると、山道をつづらおりで一気に上るワインディングロード。
たまにちらりと見える琵琶湖の眺めに気を取られると、カーブで恐ろしいことになるのでゆっくりと。
桜の時期はすごいでしょうね~。ちょっとまだ残っていましたが素敵な並木道でした。
 
降りてきたら琵琶湖の北をぐるっと回って福井県バラク・小浜市へ。
以前から気になっていた鯖街道の起点でもあります。
ホースの先にお父さんがいますが、照れて隠れてしまいました。
NHK朝の連続ドラマ小説「ちりとてちん」でもモチーフになった、地元でも有名な鯖屋さんに到着。
最後の1本だった浜焼き鯖を見事にGET!お父さんも息子さんもフレンドリーな方でした♪
猫目なウチのバイクにも鯖を拝ませてみました
(後ろのビニール袋には「へしこ」在中)

エンゼルライン頂上。360°近く展望が開けますが、残念ながらうす曇り。
 
人目をはばかること桃無く駐車場でモグモグ昼食の鯖を頂き、しばしご満悦。
その後海沿いをトコトコ進んで、内外海半島の久須夜ヶ岳エンゼルラインを折り返します。
蘇洞門(そとも)は見えませんでしたが、複雑に入り組んだ若狭湾を頂上で眺めつつ下山。


観光名所でも何でもなく、普通に建っていたかやぶきの舟屋。
続いて漁村を繋ぐ海沿いのアップダウンを走っていると、
梅園が広がります。
沿道に多くの梅干の露天が並び、牧歌的な雰囲気の風景が広がってきます。
長野県だったらリンゴで同じような光景が見られますね。
ガス欠で一回町まで戻って無駄に往復しましたが・・・
 

ウミネコがニャーニャー鳴いています
そのまま常神半島の先端部まで走り(ライダーは地図の突端とか行き止まりが好きです)漁港にて休憩。
静かな漁村で、おばあちゃんたちが仲良くおしゃべりしながら網を補修してました。
「癒しの風景」ですね。
 

帰り際に三方五湖レインボーラインに寄ります。
ここはドライブルートと言うよりは観光地でした。
リフトで頂上にもあがれますが、時間も無く駐車場の眺めで満足できたので早々と帰路に。
うす曇りですが、絶景!ただし駐車場に入るのに恐ろしい渋滞。
バイクで良かった~
美浜へ降りてR27を東に。平成26年度開通予定の高速と併走します。
さすがGWという渋滞にはまり、時間的にも体力的にも気比の松原を断念。

500kmを11時間ほど走り、くたくたになって敦賀駅前のホテルにチェックイン。
大きなお風呂があると疲れが癒されますね~。
ちょっと早めの夕食は、
地元で愛される「パ軒」ことヨーロッパ軒のソースカツ丼。
古くからある洋食屋さんはウスターソースの効いたボリュームのあるお味でした。
 
その後ぷらぷら敦賀の街中を散策。バイク乗りすぎて腰痛発症
やっぱりどこの地方都市も中心部のシャッター街化は進んでいますね。
知らない土地へ行ったらスーパーに行く習性があるので、近くの平和堂の中もぶらぶら。
やっぱり海鮮物は地物が並んでいますね。
 
帰り際に立ち寄ったバーで一杯やっていると、
地元の常連さんと原発との共存関係や旅の話、福井の方言の話で盛り上がります。
一杯どころじゃなくなります・・・
若干飲みすぎつつもホテルへ戻り、泥のように眠りにつくのでした・・・
 
2日目に続く
(大輪 武司)


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