2022年2月7日月曜日

遠き春

「今シーズンは寒さが厳しい。骨身に染みる」
とおっしゃる方が例年より多く見受けられます。
ちなみにここいらの方言では、
冷え込みが厳しい事を「凍みる⇒しみる」という表し方をします。いわゆる方言です。
ex)「今朝は凍みたね~」

積雪こそないものの、今シーズンはマイナス2ケタ台もちらほら見られ、
もう少しでバナナで釘が打てるんじゃないかと期待させる寒さでした。
期待された諏訪湖の全面結氷は、
残念ながら御神渡りまで届かず終いで「明けの海」発表となりましたが、
今シーズンが例年に比べ寒い事を如実に表していると思われます。

しかしながら夕暮れの時間が少しずつ延びてきているのを薬局の入り口から見ていると、
冬の終わりをじわじわと感じさせてくれます。




さて、第6波渦中で、多かれ少なかれ皆様に様々な影響やご苦労があるかと思われます。
実際に罹患した、濃厚接触者になった、職場や学校が休止した、等多くの混乱が生じています。

当薬局におきましても医療用抗原検査キットはあっという間に完売し、
風のように消えていきました。
全国的な品薄状況を受け次回納品の目途は今の所ついておりません。
マスクや体温計など衛生用品等については、
大きな欠品等はありませんので、そちらはご安心ください。
(医療用医薬品の供給は相変わらずのタイトロープですが・・・)

今後スギ花粉の飛散が本格化する中で、
自身の症状に不安を覚える方も多くなるかと予想されます。

どこで診てもらえるのかという事ですが、
原則として何らかの症状を自覚する方に関しましては、医療機関の受診対象となります。
(薬局などで実施している無料検査は無症状の方に限られます)
まずはTELにて連絡を取ってから伺うようにしましょう。

また、長野県の新型コロナウイルス感染症対応医療機関については、
コチラを参照してください(長野県のHP)

感染急増や検査キットの不足等を受け、待機日数やみなし陽性など、
政府発表が二転三転しているのが現在の混乱ぶりを象徴している印象です。

春を待つ気持ちで感染のピークアウトを切望していますが、
その時その時で受診や治療対応の仕方も変わってくるかもしれません。
情報のアップデートには注意する必要がありそうです。



ダイリン薬局
大輪 武司