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長野県塩尻市にありますダイリン薬局のスタッフダイアリーです。 お店の情報やスタッフ近況、趣味や健康、美容へのアドバイスを不定期にアップしていきます。
新型コロナのワクチン打ちますか?
と言われて即答できる人は少ないかと思われます。
副反応が怖いし、コロナにかかるのも怖いし。
本音を言えば、自分以外の全員が打てば良いのに・・・。
というわけで、コロナワクチンの接種には様々な不安が付きまといます。
元来ワクチン接種については後進国と言わざるをえない日本において、
今回の新型コロナワクチンの接種率が低くなるであることは予想できます。
その不安を取り去るべく、
一通りのQ&Aが厚生労働省より発表されています。
リンク⇒https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html
また、現在承認申請進行中のファイザー製のワクチンについても、
製品情報が随時更新されています。
リンク
⇒https://www.pfizer-covid19-vaccine.jp/#/DrugInformation
そのうち口コミやブログ、一部の副反応発現者や
ワクチン取り扱いの不備などが極端にクローズアップされ、
不安をあおるような事があるかと思われます。
不確かな情報に振り回されないためにも、
ベースの情報はしっかりと確認しておいた方が良いかと思われます。
まだまだ先だと思っていたワクチン接種も、
あっという間にその選択を迫られることになります。
新型コロナのワクチン打ちますか?
・・・ちなみに薬局スタッフも医療従事者ということで、
国の優先接種対象となり、当薬局でも先行して接種する予定です。
(大輪 武司)
皆様新年あけましておめでとうございます。
旧年中は関係各所あらゆるところでご助力をいただき、誠にありがとうございました。
本年は騒乱から安定・平穏へと状況が好転することを、心よりお祈り申し上げ、
新年のあいさつに代えさせて頂きます。乾杯
さて、昨年末から関係者に衝撃を与えた騒乱の一つである「小林化工混入問題」ですが、
問題となったロット以外にも、操業停止による供給不安が年をまたいで広範に影響を与えています。
ここで、問題となった小林化工製の医薬品以外もなぜ供給不安になるの?
という事ですが、ざっくり下記の様な流れになります。
①小林化工が製造をしていた医薬品が操業停止に伴って出荷停止。
↓
②該当医薬品を採用していた医療機関・薬局が他メーカー製の医薬品に切り替える。
↓
③他メーカー医薬品も余剰在庫はそこまでないので、
今まで実績のある取引先以外には出荷しなくなる。
(実績のある取引先でも供給量が制限される)
↓
④医薬品が入荷されない。
↓
⑤「・・・申し訳ございませんが今回は先発品にてのご用意となります」@薬局with汗
今回は最悪のクラス1回収との事で大々的に報道されたことにより、
医薬品の安全性ついて改めてクローズアップされている感があります。
「これだからジェネリックは・・・」
と言われないよう、各後発医薬品メーカーはより厳格な管理やコンプライアンスが求めらると思います。
が、安全面で程度の違いはありますが、このような医薬品の供給不安は、
先発品後発品問わず昨今では日常茶飯事となっています。
(個人的には薬価の引き下げによるしわ寄せも一端である気もしますが・・・)
その都度エンドユーザーである患者さんに迷惑が掛からないよう、
薬局では見えないところで(=アンサング)わたわたと在庫確保に奔走しています。
いつもと変わらない薬を安心して提供できるよう、
そして薬害の歴史のページを増やさぬように、
医薬品の安全・供給問題は制度・管理面でも天下りの役員を配置するだけでなく実行力のある整備をしていく必要があると思われます。
(大輪 武司)
12月の記事は『月日が経つのは早いもので~』を頭語として始まる傾向にあります。
お決まり事ですが、この1年を振り返り総括すると、
大抵の記事は『コロナによる波乱の1年』とのまとめになるでしょう。
言い換えれば、それだけ広く社会に多大な影響を与えた事案だったと言えます。
果たして2021年はどうなるのか?
…まだしばらくはコロナとの戦いが続きそうです。
それではグッとミクロな視点である当薬局&個人的な1年を時系列で振り返ってみると。
・年明け前から懸念されていたコロナの影響で、マスクなどの衛生用品が入ってこない。問い合わせの対応に追われる。
・年度が替わり調剤報酬改定。研修会や会議が次々中止となり、情報が手に入りにくくなる。
・県をまたぐ移動の自粛により、ひたすらバイクを磨く休日が続く。
・レジ袋有料化スタート。プレミアム商品券取り扱いスタート。経済活動再開への光が見え始める。
・第2波により再び移動自粛。なぜか自宅の風呂釜が壊れる。
・感染拡大防止事業による補助金で薬局の感染防止対策を検討・実施する(現在進行形)。
・Go Toキャンペーンスタート。結局イート事業は1回も使わず・・・
・新しいスタッフ参入。薬剤師さんです。
・第3波到来⇐New!
・・・
閑話休題
数字で見ても風邪などの急性疾患患者の処方箋枚数は、顕著に減少しています。
門前薬局と異なり、影響はそこまで大きくはないですが、減収は避けられないでしょう。
また、化粧品は外出機会の減少と共に需要が減少し、売り上げは大幅に落ちています。
衛生用品については多少売り上げが良かったですが、そもそも欠品が多く売る物がないのが頭の痛いところでした。
この傾向はしばらく続くと思われるので、経営面でも大なり小なりマイナス方向での影響が出てきます。
持続化給付金の対象となるほどではないですが、今後もボディーブローのように効いてくることでしょう。
今後の転機としては、ワクチンが広範に使用され思い通りの効果を発揮することでしょうか。
保管や接種方法、副反応など懸念材料は多々ありますが、多くの人がその時を希望として待ち望んでいる事と思われます。
さて、最後に当薬局の年末年始の営業のお知らせですが。
12/30(水)~1/3(日)までをお休みとさせて頂きます。
新年は1/4(月)よりの営業となりますので、ご了承ください。
それでは少し気が早いですが、みなさま来年こそは良き年となるよう、
心よりお祈り申し上げて年末の挨拶に代えさせて頂きます。
(大輪 武司)
霜月となり、紅葉のピークを経てアルプスの峰々が白く化粧を施す今日この頃です。
今年はインフルエンザの予防接種も例年より早いペースで本格化してきました。
毎年の事ながら、こういった医療的な事案にも季節感を感じずにはいられません。
「さて、今年は抗インフル薬の在庫をどうするか?」
霜月が棚卸し月となる当薬局において、私の毎年の脳内風景です。
さて、最低気温が氷点下に差し掛かるこの時期、
中々バイクでのお出かけも億劫になります。
そこで楽しみとなるレジャーが皆様も大好きな【温泉】です。
大概の人が自分のお気に入りであるイチオシ温泉を持っているのではないでしょうか?
一口に温泉と言ってもその魅力は細分化されます。
①泉質・湯量・効能
②景観・シチュエーション
③秘境感・転地効果
④付帯施設・食事・周辺地域等
パッと思いつくところではこんなところでしょうか。
個人的に①を最重要視する私としては、温泉に入るとき必ず「温泉分析表」を確認します。
その中でも着目するのが「泉質名」と「溶存物質」で、特に「高張性温泉」を狙うことが多いです。
県内であれば白骨、加賀井、小赤沢などでしょうか。
以下分かりやすいようにラーメンに例えると(独断と偏見です)
・「泉質」:醤油や味噌、豚骨や塩などの味
・「溶存物資」:味の濃さ
・「低張性温泉」「等張性温泉」「高張性温泉」:あっさり、ふつう、こってり
幸いなことに長野県にも多くの温泉地があります。
至福のひと時の前に、脱衣場の一角にある温泉分析表を覗いてみてはいかがでしょうか。
最後の項目である検査機関も確認するのをお忘れなく・・・。
(大輪 武司)
8月の猛暑からトーンが下がり、朝晩は少し楽になってきた今日この頃です。
ふと思い立ってネットで子供のころの気温を調べてみると、
ざっくり3~5℃くらいは高くなっている印象です。
35℃を超える日も数えるくらいしかありませんでした。
結果として『昔はもっと涼しかった』は嘘ではなかったわけですが、
何となく老いを実証する結果となってしまいました・・・。
さて、昨今当薬局ではインターネット回線の見直しと安定化を進めています。
・・・というのも店舗においては未だにADSL回線で、
回線速度も0.7Mbpsほどしかありません。
今までは業務的にはこれでも何とかなっていたのですが、
そもそもADSLが2022年で廃止されることに加え、
今後のマイナンバーカード対応やネット接続機器の増加、
WEB会議やオンライン服薬指導などで限界が近づいているのは明白でした。
いつまでも重いサイトでグルグルを見ているのもストレス!
というのも大きな動機ではあります。
そこで業務インフラの増強という事で、
①光回線化
②無線LANルーター交換
③プロバイダーの見直し
の3本立てで取り組んでおります。
とはいうものの、ネット回線はそんなに詳しい方ではないので、
アチコチ調べながら四苦八苦して進めている状況です。
特に①に関してはテナント店舗なので仕方がないのですが、
やはり回線工事の調整に時間・労力・出費がかさみます。(初期費用16万くらい)
また、これとは別に自宅のネット回線についても難があり、
朝は90Mbpsの速度が夜には2Mbpsほどとなっていまっています(近所にネトゲのヘビーユーザーでもいるのかも)
こちらもiPv4では限界があり、現在テコ入れに動いています。
コロナ禍で一層必要性が増したネットは、
無くてはならない重要なインフラとなっています。
今や薬剤師は薬の事だけを知っていれば良い時代でもなく、
時代に合わせたスキルや知識を活用していかなければならない、
と感じた今日この頃でした。
(大輪 武司)