2021年12月2日木曜日

年末年始のお知らせ

 師走の寒さが骨身に染みるようになってきました。

寒さとともにやってきたオミクロン株の世界的流行が、

年末年始で拡散されることが予想されます。

自分自身や周囲の大切な人を守るためにも、

今一度個々人での感染症対策を見直す必要があるかもしれません。



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さて、話はガラッと変わりまして年末年始のお知らせです。

当薬局の年末年始の店休日ですが、

12/30(木)~1/3(月)となります。

また、合わせまして1/1(土)はショッピングセンターGAZA全館お休みとなりますので、

ご了承ください。


また、しおじり元気応援券の取扱期限が1/10(月)と迫ってきております。

1000円の共通券並びに500円の地域応援券どちらも取り扱い可能となっておりますので、

使い残しのないよう、お早目のご利用をお待ちしております。



本年も残すところ僅かとなりました。

この一年間も皆様に支えられての事と感謝申し上げます。

このご恩を利用者様ならびに地域や社会に還元すべく、スタッフ一同邁進して参ります。

引き続き来年も変わらぬご愛顧、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。




(大輪 武司)










2021年11月16日火曜日

理想と現実

里の落葉も進み、晩秋から初冬への移り変わりを山の彩りで感じる今日この頃です。
「どうせ雪降らないだろうけど、タイヤ交換しないとな~」という会話があちこちから聞こえてきそうです。




さて、マイナンバーカードによる保険証運用(オンライン資格確認)が10/20より本格稼働致しました。
ちょっと前の事になりますが、当日は全国ニュースなどでも広く紹介された記憶があります。

当薬局でも対応機器を設置し、運用を開始していますが、
今の所(約1ヶ月)利用者はゼロと予想通りの状況となっております。

そもそも薬局において保険証を提示する機会自体が少ないので、
わざわざマイナンバーカードを提示するメリットがないのが現状です。


・・・まぁネガティブな話はいくらでも出てくると思うので割愛させて頂きますが、
薬局として(というか個人的に)オンライン資格確認に期待する事も挙げてみようかと思います。

①電子処方箋解禁時の受け皿としての運用
今後電子処方箋に移行するにあたり、患者同意や薬剤師の資格確認等については当該機器やシステムでの運用が予想されます。電子処方箋を受け付けるのも読み取るにも必要となる可能性があります。

②公費情報の付帯
現在はオンライン資格確認では主保険のみしか対応していませんが、煩雑な公費情報を上乗せすることにより、受給者証や管理票の提示、調剤券請求などが省かれることが期待されます。

③検査値や併用薬剤等ヘルスデータの活用
現在は本人同意の下、特定検診と処方薬剤の記録は共有されますが、
今後共有範囲を拡充することにより情報の一元化と双方向性の情報共有が可能となります。
現在も在宅分野を中心に様々な情報共有ツールが乱立していますが、これにより1本化できると薬局としては非常に助かります。




以上思いつくことを書き連ねましたが、
オンライン資格確認もまだまだ始まったばかりで、課題は山積しています。
患者側にも医療機関側にも利用する方々のメリットをしっかりと提示して、過去の遺物にならないように取り組んで頂きたいと思います。
(大輪 武司)



2021年10月12日火曜日

Dr.AI

今年は長袖を着なくてもいけるんじゃないか?

と思うほど季節の進み方がゆっくりに感じられます。

しかしながら山々の色づきは、遅くはありますが明確に秋の訪れを知らせてくれます。

そろそろ各地の温泉巡りに思いを馳せたい今日この頃です。




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さて、突然ですが皆さんは「医療用アプリ」と言う言葉をご存じでしょうか?




全国紙等でも度々紙面に掲載されていますので、名前くらいは聞いた事があるという方も多いかと思います。

具体的には、医師の処方により検査値等のデータと共に患者のスマホにインストールして利用するものになります。

アプリを介した情報共有や、AIによる適切なタイミングでの生活指導のコーチングにより、能動的な治療を継続し、高い効果を期待できる代物です。

日本では現在ニコチン依存症において先行して開発が進んでいて、12月には公的保険での運用が予定されています。

海外ではさらに糖尿病や高血圧などの生活習慣病においても保険適用下で活用され、薬の減量などの成果を上げています。


ではここで、この「医療用アプリ」のメリット・デメリットを考えてみましょう。

1)メリット

①安い:医薬品や医療機器に比べ開発・運用費用は低く、効果に対しコスパに優れます。

②安全:医薬品や医療機器のように副作用を生じるリスクは極めて低いです。

③持続的:能動的な治療を教育的に実施するものなので、継続性・定着性が高いです。

④時短:受診しなくても情報を共有できたり、アドバイスを受ける事が出来る。


2)デメリット

①スマホの操作に慣れていない人には100%の効果を発揮できません。

②基本的には本人のモチベーション向上を目的としているので、能動的に取り組めない人には向きません。

③対応できる疾患が限定されます。

などなど・・・



将来的には体重計や活動量計等のデバイスや、果ては体内留置モニターなどとリンクして、よりきめ細かい指導による臨床成績の向上につながる可能性もあります。

まだまだ新しい分野にはなりますが、医薬品・医療機器に続く第3の治療方法としてさらなる発展と普及が注目されています。


(大輪 武司)



2021年9月7日火曜日

H₂SO₄

朝晩の肌寒さが季節の変わり目を知らせてくれる今日この頃です。

秋の訪れを肌でなく鼻で感じる方も多く、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤなどにアレルギーがある方は秋の花粉症シーズンインとして、対応が必要な時期になってきています。



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さて、先日硫酸を用いた犯行が世間を騒がせました。

その際「薬局で硫酸買えるの?大丈夫??」と言った話題も挙がっていましたので、

その辺を簡単に説明したいと思います。


まず薬局で扱う硫酸ですが、基本的に劇物に指定されており、

その施設許可を得た薬局であれば販売(譲渡)可能です。

ただし、販売(譲渡)にあたり購入者(譲受者)の氏名・住所・職業の記入及び印鑑が必要となり、5年間保存が義務付けられています。

また、18歳未満や薬物乱用者等については販売(譲渡)できません。


次に、薬局にもよるでしょうが、毒劇物の販売頻度はそう多くはないと思われます。

昔は農薬や自家製石けんづくり等で毒劇物がちょこちょこ出ていた時期もあったそうですが、当薬局でも今はほとんど動きがないのが現状です。

そういった理由により、劇物を常備している薬局は極めて稀ですので、基本的にはお取り寄せでの対応となります。

結果として大量購入や頻繁に購入する人は珍しく、

まず覚えられていると思ってよいかと思います。


以上の事よりどこまで有効なのかは定かではありませんが、

薬局での毒劇物入手に関してはそれなりのハードルはあるかと思われます。

加えて、不定期に警察から不審な毒劇物購入者に関する販売の注意・指導もあります。






今回の犯行で使われたのは希硫酸で、どうやらバッテリー液が用いられたそうです。

入手経路は薬局ではないようですが、以前の京都アニメーション放火殺人事件でのガソリン規制強化を鑑みると、これを機に毒劇物も規制強化となる可能性はゼロではありません。


こういった事件が起きる度に規制が強化されのも仕方がない事かもしれませんが、

一番わりを食うのは本来必要である人達というのも、どうにもスッキリしない気分です。

(大輪 武司)













2021年8月9日月曜日

現場の声

すったもんだありましたが、オリンピックの熱狂も過ぎ去りました。
残されたトピックはコロナ感染となり、テレビの報道もそちらに踵を返すことでしょう。


さて、医療業界でのトピックと言えば、
コロナ感染症、コロナワクチンの他にもう一つ「医薬品供給の不安定化」
が挙げられるかと思われます。

かつて東日本大震災などの災害時には様々な医薬品の供給が危ぶまれましたが、
ここまで広範に影響が出ているのは、私には初めての経験です。
卸業者に頼めばすぐ納品されていた
今までの状況に戻るのは一体いつになるんでしょう?
それまでは綱渡りの対物業務が続きます。

一薬局として自衛のためできる事としては
在庫数量を増やしたり、実績を作るため他メーカーの医薬品も揃えておく、
と言った対応くらいです。
しかしながら、上記の対応は広域で更なる医薬品供給の不安定化に拍車をかける行為でもあり、回りまわって自らの首を絞める事になります。



発端は「小林化工」や「日医工」によるものかもしれませんが、
以前から出荷調整ドミノ(*ドミノ倒し的に出荷調整が連鎖する事:大輪造語)
は問題視されており、今回は先発品企業も含め対象医薬品も膨大です。

今の所行政対応は製薬業者への罰則規定強化のみですが、
新規収載医薬品のみが対象であり、根本的な解決へ向かう気がしません。
次回調剤報酬改定も既定路線のまま進みそうな雰囲気で、
負担増しかない現場のモチベーションは下がる一方です。

先発メーカーも後発メーカーも新規収載医薬品販売しばらく延期して、
既存医薬品の安定供給に注力でもしてくれないかなー、
と思う今日この頃です。
(大輪 武司)




2021年7月8日木曜日

慣れ と 馴れ

この度の豪雨災害により被害に遭われた皆様に、
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。


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雨は恵みにもなりますが、時として牙をむくこともあります。
「50年に1度」「観測史上最高」「今までに経験のない」と言う言葉も、
毎年のように日本のどこかで発生しているのが現状です。


数多の災害報道に触れすぎたせいか、
どこか遠くの出来事であり自分とは関係ないようにすら感じてしまいます。
一言でまとめると「異常気象の常態化による感覚麻痺」でしょうか。



これと同じことがコロナ禍の現在の状況にも当てはまる気がします。
社会の雰囲気は「またいつもの緊急事態宣言か」となり、
生活様式の変化につながらず、期待された効果を望めません。

しかしながら災害時の被災者同様に、感染者も口にするのは同じ言葉です。

「まさか自分が」

毎日の報道により鈍化しているだけであり、
災害もコロナもどこかに消えてしまったわけではありません。
自身を含め、引き続き油断せずに対応していきたいと思います。







(大輪 武司)





2021年6月11日金曜日

プレミアム

気温の上昇に比例するかのように、急速にワクチン接種数が増加しています。
この辺の地域でも、接種希望する医療関係者の2回目接種が6月中には終わりそうで、
高齢者優先接種も順調に進んでいるようです。

ワクチンを打って抗体を確立したとしても、感染を完全に防げるわけではないので、
引き続きの予防対策が必要となる事は周知の事実です。
しかしながら、集合研修や懇親会などのイベントをいつから解禁してよいのか?
というのも中々線引きが難しく、ともすれば炎上案件となる可能性を秘めているため、
計画策定時の頭痛の種となっています。

チラチラと周りや世間の様子を見ながら、安全第一ですかね。



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さて、話は全く変わりますが、
R3.07.10~R4.01.10の期間中
塩尻プレミアム商品券第2弾=しおじり元気応援券の取り扱いが開始されます。




購入金額に対して130%の額面利用券となり、大変お得な内容となっています。
詳細⇒https://www.shiojiri.or.jp/premium/

今回も当薬局において
・地域応援券
・共通券
の両方ともご利用できますので、この機会に皆様のご利用をお待ちしております。

なお、お電話での問い合わせも多くなっていますが、
処方せん調剤においてもご利用可能となっておりますので、重ねてご承知ください。


(大輪 武司)





2021年5月6日木曜日

ワクチン②

 昨年に続き自粛ムードでのGWも終わり、

気持ちも新たに通常モードへの切り替えとなります。


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さて、前回に引き続き新型コロナウイルスワクチンの「コミナティ」を5/2に接種致しましたので、その後の報告を。

2回目においても塩尻市による集団接種自体の導線にほぼ変わりはありません。
①2回目用の予診票
②1回目の摂取時に頂いた接種記録書
③本人確認のできるID(免許証等)
を持参の上接種に挑みます。

予診票を用いた受付⇒医師による問診⇒接種⇒待機を経て、
前回と同じく20分ほどですべて終了となりました。

これまでのデータで30%ほどの人で2回目接種による副反応(発熱・倦怠感等)が生じるようでしたので、それなりの覚悟をしていました。
結果としては接種後2~4時間後から、1回目同様もしくはそれ以下の疼痛を摂取部位に感じはじめました。
しかしながらその後36時間程度で完全に疼痛は消失し、幸いなことに私は全身的副反応を生じることはありませんでした。
(全く別件として、事前に実施した草むしりが原因である腰痛の方が著しくGW中のQOLを低下させました・・・)





こうして私において無事ワクチン接種は終了しましたが、
①インフルエンザワクチン同様に罹患を100%防ぐわけではない
②予防効果発現までに7~14日は必要
③現時点でこのワクチンの効果がどのくらい持続するのか不明
④上記に加え、今後の変異株対応等で3回目の摂取が必要になる可能性もある
といった理由で引き続きの感染防御は必須となります。





新しいワクチンを打つ事には、多かれ少なかれ不安を生じるものかと思われます。
ワクチン接種に伴う各種情報は随時提供されていますので、詳しく知りたい方は厚生労働省を筆頭に各種自治体等のサイトを確認してみて下さい。

当ブログでの記事によりワクチン接種へのイメージが具体化され、
多少なりとも不安を払拭させる一助となって頂ければ幸いです。

(大輪 武司)



2021年4月13日火曜日

ワクチン①

年度も変わり、
里の眺めに様々な色が浮かぶ季節になりました。

振り返れば今年も大した雪に見舞われることもなく、
雪かきの存在意義が年々薄れていきます。

ありがた半分寂しさ半分。



さて、先日塩尻市における医療従事者先行接種対象の、
新型コロナワクチン接種を行ってきました(1回目)

医療従事者の中でも、今後実施予定の集団接種に関わる方を優先とし、
市内全体で250名強、その中で薬剤師は50名近くが接種させて頂きました。




備忘録として接種までの流れを以下に記します。

~前日まで~
①各医療機関での接種希望者を薬剤師会を通し連絡
②接種希望者に予診票が届く(優先接種者はクーポン券を必要としない)
③接種希望者のうち、この時点での接種確定者が決定される

~当日(会場に向かうまで)~
④接種回数が判明。残りの希望者のうち何名かが繰り上げで接種確定となる

~当日(会場にて)~
⑤予診票、本人確認書類持参の上会場へ向かう
⑥玄関口:非接触体温計にて体温計測、
注意事項確認(濃厚接触歴や流行地域への滞在歴等)
⑦受付:予診票にある内容を確認する
⑧問診:医師による当日の体調や予診票の最終確認
⑨接種:看護師による筋注
⑩待機室:通常15分、場合により30分待機。
免許更新同様に15分ループの映像が繰り返し放映されている
⑪退場:ありがとうございました。


他にも皆さんが気になる事を、
分かる範囲でFAQにしてみました。

①Q:当日はどれくらい時間がかかる?
 A:入口から出口までで約20分。何のトラブルもない最速タイムではあります。

②Q:筋注痛くないの?
 A:静注に比べれ針が断然細いので、あまり痛みを感じません。
   個人的には皮下注と変わらないレベル。

③Q:15分待機する人と30分待機する人の違いは?
 A:血液をサラサラにする薬を常用していたり、
   医師が問診で必要と判断した方が対象です。

④Q:接種後の副反応は出た?
 A:<あくまで1回目接種における個人的な見解に基づきます!>
   接種後4時間くらいで腕を上げるのに痛みを感じました。
   その後12~24時間後まで症状は継続し、消退しました。
   特に全身症状の発現はなく、
   利き手でもないので日常動作への影響は限定的なものでした。
   強いて言えば当日就寝時の寝返りには難儀しました。
   ちなみに当日の入浴は避けています。念為





2回目の摂取は5月に入ってからとなりますので、
その結果も当ブログでご紹介したいと思います。
(大輪 武司)





2021年3月9日火曜日

Not long ago

10年前
と言えば今回のお話について察しが付くかと思われます。



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皆さんご存じの通り節目の年を迎え、あの時の経験を風化させないよう、
様々なメディアでも特集が組まれています。

昔であれば石碑や語り部、古文書などでの記録となりますが、
今では映像で当時の状況が鮮明に残せる時代です。

しかしながら、災害に限らずですが、
記憶や経験を体験していない次の世代に伝えるという事は、
本当に難しい事だと思います。





一方このコロナ禍の状況は、
10年後にははたしてどのような形で教訓となっているのでしょうか。

被害から浮かび上がる問題点を、
10年間でどのように改善できたのかを、
注意深く見守る必要がありそうです。
(大輪 武司)






2021年2月5日金曜日

次の一手

新型コロナのワクチン打ちますか?



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と言われて即答できる人は少ないかと思われます。

副反応が怖いし、コロナにかかるのも怖いし。

本音を言えば、自分以外の全員が打てば良いのに・・・。





というわけで、コロナワクチンの接種には様々な不安が付きまといます。

元来ワクチン接種については後進国と言わざるをえない日本において、

今回の新型コロナワクチンの接種率が低くなるであることは予想できます。


その不安を取り去るべく、

一通りのQ&Aが厚生労働省より発表されています。

リンク⇒https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html

また、現在承認申請進行中のファイザー製のワクチンについても、

製品情報が随時更新されています。

リンク

⇒https://www.pfizer-covid19-vaccine.jp/#/DrugInformation



そのうち口コミやブログ、一部の副反応発現者や

ワクチン取り扱いの不備などが極端にクローズアップされ、

不安をあおるような事があるかと思われます。


不確かな情報に振り回されないためにも、

ベースの情報はしっかりと確認しておいた方が良いかと思われます。




まだまだ先だと思っていたワクチン接種も、

あっという間にその選択を迫られることになります。


新型コロナのワクチン打ちますか?




・・・ちなみに薬局スタッフも医療従事者ということで、

国の優先接種対象となり、当薬局でも先行して接種する予定です。




(大輪 武司)










2021年1月4日月曜日

草+楽≠害

 皆様新年あけましておめでとうございます。

旧年中は関係各所あらゆるところでご助力をいただき、誠にありがとうございました。

本年は騒乱から安定・平穏へと状況が好転することを、心よりお祈り申し上げ、

新年のあいさつに代えさせて頂きます。乾杯


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さて、昨年末から関係者に衝撃を与えた騒乱の一つである「小林化工混入問題」ですが、

問題となったロット以外にも、操業停止による供給不安が年をまたいで広範に影響を与えています。


ここで、問題となった小林化工製の医薬品以外もなぜ供給不安になるの?

という事ですが、ざっくり下記の様な流れになります。


①小林化工が製造をしていた医薬品が操業停止に伴って出荷停止。

②該当医薬品を採用していた医療機関・薬局が他メーカー製の医薬品に切り替える。

③他メーカー医薬品も余剰在庫はそこまでないので、

今まで実績のある取引先以外には出荷しなくなる。

(実績のある取引先でも供給量が制限される)

④医薬品が入荷されない。

⑤「・・・申し訳ございませんが今回は先発品にてのご用意となります」@薬局with汗






今回は最悪のクラス1回収との事で大々的に報道されたことにより、

医薬品の安全性ついて改めてクローズアップされている感があります。

「これだからジェネリックは・・・」

と言われないよう、各後発医薬品メーカーはより厳格な管理やコンプライアンスが求めらると思います。


が、安全面で程度の違いはありますが、このような医薬品の供給不安は、

先発品後発品問わず昨今では日常茶飯事となっています。

(個人的には薬価の引き下げによるしわ寄せも一端である気もしますが・・・)

その都度エンドユーザーである患者さんに迷惑が掛からないよう、

薬局では見えないところで(=アンサング)わたわたと在庫確保に奔走しています。





いつもと変わらない薬を安心して提供できるよう、

そして薬害の歴史のページを増やさぬように、

医薬品の安全・供給問題は制度・管理面でも天下りの役員を配置するだけでなく実行力のある整備をしていく必要があると思われます。


(大輪 武司)