2013年11月14日木曜日

学生さん現る2

あれよあれよと言う間に初氷の真冬模様です。
北信地方ではもうスキーが滑られるくらいに雪が積もり、
つい最近までの台風からの季節の変わり様に驚かされます。

By the way
この10月、11月と久々に実務実習生を計3名受け入れました合計3日間だけですが・・・
前回からおよそ8か月、久々の受け入れです。



人気ブログランキングへ


大体自分が担当する内容は同じで、
災害時医療OTC(特にカウンセリングが必要な薬)についてエラそうながらも講義します。

松本地区で実習を受けると非常に外部実習が多く、メーカーの工場やMRMSさんとの同行、
介護施設や病院、保健所などあらゆるところを見て回ります。
これは長野県わくわく実習に基づく参加・体験型スケジュールで構成されているからなのですが、これが学生さんに好評ですというか自分も一緒に見て回りたいです。


災害時医療におけるプレテスト中。真剣です!
学生にとって実習を受けた薬局は、その人の持つ『薬局』の第一印象になります。
場所によっては「バイト扱いしかされなかった」とか「ほとんど放っておかれた」という実習受け入れ先もあったそうで問題になっています。
こういう薬局で実習を行った学生は、『薬局』に失望し、就職先の選択肢から薬局の2文字が永遠に消えることとなるでしょう。


こうした実習格差解消のためにも、モデルコアカリキュラムの改訂に向けての作業が現在進行形で進んでいます。
学生にとって良かったと思える実習を通し、受け入れ側もレベルアップしていくような仕組みが理想的ですが、まだまだ出来立てホヤホヤの薬学実習です。一つずつカイゼンを加えて理想に近づけるよう、それぞれの現場も情報をフィードバックして援護射撃を惜しまないよう努めたいものです。

(大輪 武司)





0 件のコメント:

コメントを投稿