2025年8月13日水曜日

歳月は人を待たず

世は(一般的に)夏休みでございます。
花火大会や夏祭り、海・山やプール、帰省して墓参り。
・・・と言った非日常を存分に味わい、
楽しい夏の思い出ってやつを作ってもらいたいものです。

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しかしながら遊ぶにも体力・元気が必要です。
子供や孫たちのの相手をするには相当量のエネルギーを必要とします。

若さだけで乗り切ることもできるでしょうが、そう長くはもちません。
経済問題同様早め早めの備えが将来を大きく左右します。





私は薬剤師をやっておりますので話は突然薬の世界に変わりますが、
漢方の学術専門書である『神農本草経』では生薬を「上薬・中薬・下薬」と3つに分類しています。
①上薬(上品):病気を予防する薬。長期服用でも体に負担なく、自己治癒力を高める。
②中薬(中品):体質を改善し、病気を水際で食い止める役割を持つ。
③下薬(下品):病気を治療する中心となり、強い効果を持つ反面体への影響も大きく、服用機関や量に注意が必要となる。

つまりは、効果が緩徐な薬を長期的に用いることにより、
体に負担をかけずに自己治癒力を高め病気を予防する事が上策である、
と解釈できます。

勿論欧米的な切った張ったの対症理論の方が費用対効果が優秀であるなど、
異論はあるかと思われます。
しかしながらこの考え方は、セルフメディケーションとして気軽に自身の健康増進に取り組めるところに利があります。

何もトラブルのない日頃から健康への備えを貯金することで、
いつまでも楽しい時間を過ごせるというのもアリなのではないでしょうか。
(大輪 武司)





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