2012年9月3日月曜日

平成24年度塩尻市民総合防災訓練

避難時救急袋(医師用)を背負ってみました
9/1は皆さんご存知の通り防災の日です。
職場や学校、地域など様々な場所で防災訓練が行われたのではないでしょうか?

こちらでは9/2(日)には塩尻西小学校にて塩尻市の総合防災訓練が実施され、去年に引き続き私も参加してきました。


薬剤師チームは臨時救護所で救急用品や備蓄医薬品のチェックをしたり、トリアージチームのサポートなどを行います。
期限切れをいくつか発見したので交換要請を出しておきました。

 
備蓄品チェック中。お疲れ様です!
また、自分の担当として「災害時に実際に役立ったおくすり手帳」のお話しをさせて頂きました。
その日の夜に偶然テレビ松本の番組で、その時自分が話しているのが映っているのを発見しました。
「う~ん、もっと流暢に抑揚をつけてしゃべらなきゃな~」と苦い顔になりました。
人前でちゃんと伝わるようにお話しをするのって難しいですね(汗





塩筑医師会・歯科医師会・
松本薬剤師会・赤十字ボランティアの方々
でチームを組んで災害時医療にあたります
防災担当の方が話していた「以前は『いつかやってくる災害』だったのが、今は『必ずやってくる災害』になりました」という言葉がとても印象的でした。
ここの地域も牛伏寺断層糸魚川-静岡構造線という爆弾を抱えています。いつ大震災が起きてもおかしくありません。
過去の被災者の犠牲で得た経験や教訓を活かして備えや準備を行えば、有事の際は余裕が生まれます。
その余裕は他の人に手を差し伸べたり、冷静な対応をする源になるのだと思います。


皆さんもこの機会に、今一度防災への備えを考えてみてはいかがでしょうか?
(大輪 武司)
一年半前に行った南三陸町志津川地区の被災直後の写真




2 件のコメント:

  1. 訓練や備えは大切ですね。
    お薬手帳は何カ所にも分けて保管しておきたいので、2〜3冊もらっておこうかと思います。薬情では代わりになりませんか?
    お薬箱の中身も何かの時にも使えそうなものを考えています。ワセリン(浣腸)は寒い時期の被災には役立ったと聞きました。何かオススメありますか?

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    1. 大輪 武司2012年9月4日 21:16

      コメントありがとうございます。
      まず常用薬の控えですが、薬情でもかまわないと思います。
      ただ、随時更新して古い情報のままにしないようにしましょう。
      また、お薬の手帳は申し出があればいくつかお作りしてお渡しすることもできます。薬剤師にお気軽にお申し出ください。

      次にお薬箱の中身ですが、おっしゃる通りワセリンやハンドクリクリームは寒い時期に役立ちます。
      また、被災地は砂埃がひどくなるのでマスクを多めに準備しておくと役立つかと思います。
      他にも便秘薬、鼻炎薬、消毒スプレー、歯ブラシなどもお薬箱に入れておきましょう。
      (大輪 武司)

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