2016年11月26日土曜日

Cooperation

かつてない時期の初雪で右往左往たか方も多いのではないでしょうか?
TVでは関東平野ばかり映っていましたが、
長野県でも南部を中心に広範囲で時季外れの積雪となりました。

あいにく天気予報の確認を怠っていたため、久々の電車出勤をするハメになりましたが、
本日めでたく車のタイヤ交換をする事が出来ました。



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さて、11月は色々と行事が盛りだくさんでした。
おかげさまで棚卸はあらかた目途がつき、薬局は平静を取り戻しつつあります。

11/19に行われた松本薬剤師会吸入指導連携勉強会では、
医師保健師薬剤師等多くの外部講師の方々から、手厚い指導を受けながら、
吸入指導のコツを再確認する事が出来ました。


ロールプレイ形式だった為、普段なかなか見る事が出来ない、
他薬局の薬剤師さんの吸入指導が、非常に参考になりました。



続いて11/22に行われた第19回松本薬剤師会学術交流大会では、
同じ薬剤師でありながら、病院や薬局、行政との関わりなど、
多岐にわたる業務や視点を発表して頂き、出席者も140名越えという盛況ぶりでした。





この2つの会で共にキーワードとなるのは『連携』です。
こういった研修会や交流会で、少しでも地域の連携の輪が広がると、
伴って地域の医療も発展していくのではないかと思います。



さらに、明日11/27(日)は、久々ですが市民公開講座もあります。

 
 
当日は講演の他にも、たくさんの薬剤師によるお薬相談も実施しています。
普段なかなか聞けないような事などありましたら、この機会にお気軽にご参加ください。
 
(大輪 武司)


2016年11月8日火曜日

一葉落ちて天下の秋を知る

紅葉から落葉へ季節が移ろい始めました。
北アルプスも雪化粧をはじめ、三段紅葉の最中となっています。

当月ダイリン薬局は、定例の半期に一度の棚卸です。
日々在庫をひっくり返したり、いらない物を返したりと、バタバタ奮闘しております。




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棚卸は販売・小売等の仕事に就いていれば避けては通れない業務の一つです。
勿論業務委託する事も出来ますが、コスパが悪いので、よっぽどの規模にならなければ自前で行う薬局がほとんどだと思われます。

包装のJANコードやGS1コードを読み込んで数量を入力したり、レセコンから出力した用紙に記入したりと、やり方は薬局によって様々かと思われますが・・・
他の小売業と違う、薬局ならではの作業として箱の中身を数えます。



調剤で使う薬は、卸より購入した最少包装単位の箱を開封し、患者さんにお渡しします。
錠剤・カプセル・散剤・シロップ剤・貼り薬etc...
これらを一つ一つ数えるのが、結構な手間となります
(ちなみにダイリン薬局では1400種類前後在庫しています)

また、一度開封したお薬は、当然のことながら返品する事が出来ません。
その為、デッドストックが生じやすいのも薬局の特徴です。

さらに、お薬によっては頻繁かつ無駄にデザインやパッケージの変更があるために、
薬局で在庫していた薬が旧品となって、未開封品でも返品できない事がままあります。




どんどん愚痴っぽくなってきてしまいましたが・・・




このように薬局の在庫管理はそれなりに気を遣うし、棚卸もそれなりに大変という事です。

勿論どんな業種においても、独自に大変な所が必ずあると思いますので、
その一例紹介といったところでしょうか。



そのような理由で、今月は静かにコツコツと在庫を数えて過ごそうかと思います。
(大輪 武司)