北アルプスも雪化粧をはじめ、三段紅葉の最中となっています。
当月ダイリン薬局は、定例の半期に一度の棚卸です。
日々在庫をひっくり返したり、いらない物を返したりと、バタバタ奮闘しております。
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棚卸は販売・小売等の仕事に就いていれば避けては通れない業務の一つです。
勿論業務委託する事も出来ますが、コスパが悪いので、よっぽどの規模にならなければ自前で行う薬局がほとんどだと思われます。
包装のJANコードやGS1コードを読み込んで数量を入力したり、レセコンから出力した用紙に記入したりと、やり方は薬局によって様々かと思われますが・・・
他の小売業と違う、薬局ならではの作業として箱の中身を数えます。
調剤で使う薬は、卸より購入した最少包装単位の箱を開封し、患者さんにお渡しします。
錠剤・カプセル・散剤・シロップ剤・貼り薬etc...
これらを一つ一つ数えるのが、結構な手間となります
(ちなみにダイリン薬局では1400種類前後在庫しています)
また、一度開封したお薬は、当然のことながら返品する事が出来ません。
その為、デッドストックが生じやすいのも薬局の特徴です。
さらに、お薬によっては頻繁かつ無駄にデザインやパッケージの変更があるために、
薬局で在庫していた薬が旧品となって、未開封品でも返品できない事がままあります。
どんどん愚痴っぽくなってきてしまいましたが・・・
このように薬局の在庫管理はそれなりに気を遣うし、棚卸もそれなりに大変という事です。
勿論どんな業種においても、独自に大変な所が必ずあると思いますので、
その一例紹介といったところでしょうか。
そのような理由で、今月は静かにコツコツと在庫を数えて過ごそうかと思います。
(大輪 武司)
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