2012年9月30日日曜日

北海道の湖沼

前回の動物シリーズに続きまして、今回は北海道(主に道東)で訪れた湖や池をご紹介します。
皆さんが聞いたことあるような有名な所が多いかもしれませんので、
今後の旅行の参考になれば幸いです。



ラワンブキ」を持つ松山千春さん
トップバッターは松山千春さんの故郷、足寄町にあるオンネトーです。
日光の角度で湖の水の色が様々に変わるそうです。
今回は残念ながら曇天で色の変化は楽しめませんでしたが、樹林帯の中の静か~なカルデラ湖でした。
歩いて30分ほどのところに温泉の滝があるそうですが、今回は天候の問題もあり断念しました。



続きましては裏摩周展望台の近くの神の子池。こちらはキレイな青色で神秘的な雰囲気です。
未舗装道路を2kmほど進まないと辿り着かないところが、秘境感を高めてくれます。
山間の小さな池ですが、魚たちや下から水が湧き出てるのがよくわかる素敵な場所でした。


3つ目は有名な摩周湖(第一展望台・裏展望台より)です。
霧で有名な摩周湖ですが、この日はとってもキレイに摩周ブルーを見渡すことができました。
快晴の摩周湖を見た女性は婚期が遅れるという恐ろしい噂もあるようです・・・。
透明度はロシアのバイカル湖に続いて世界第二位!
ただし、その環境を守るため実際の摩周湖に近づくことは出来ません。


摩周湖のすぐ近く、屈斜路湖を美空ひばりさんの歌で有名な美幌峠から見ている写真です。
屈斜路湖は温泉や遊覧ボートなどもあり、実際に触れられる湖です。
日本最大のカルデラ湖で、美幌峠からの眺めは最高でした!
今回、クッシーの件は割愛させていただきます。


写真は最後になりますが、道央にある支笏湖です。
ここの醍醐味はなんといっても湖岸に沿って走る爽快な道路でしょう!(個人的見解です)
場所柄なのか道内のライダーが多く、でかい荷物を積んで走っているのは自分だけでした。
ちなみにこの1時間後に猛烈なドシャ降りに遭遇し、
ヘルメットをしているのに頭が濡れるという奇妙な体験をしました・・・。

写真の紹介は以上となりますが、他にも幾つか。
  • 阿寒湖:アイヌコタンのお土産を拝見。雨につき写真撮らず・・・
  • 能取湖:サロマ湖:サンゴ草の時期は残念ながらちょっと遅かったです。夕日を眺めました。
  • 厚岸湖:風雨に加え、濃霧でほとんど何も見えず・・・。カキも食べる余裕無し・・・
  • 火散布沼:同上・・・
  • シラルトロ湖:(略)・・・
こうやってまとめてみると、色んな湖沼に出向いていますね~。
まぁお天気ばかりはしょうがないんで、
またいつかリベンジするための布石だと思って開き直っています。

それでは次回は「北海道で出会った滝」をご紹介いたします!
(大輪 武司)

2012年9月27日木曜日

北海道の動物たち

おかげさまで無事帰って来ました。10日に渡り3500km走りに走ってリフレッシュ!
今日は手始めに旅で出会った動物たちの写真をご紹介致します。


まずはキタキツネ。支笏湖近くの「苔の洞門」付近で出会いました。
観光客からのエサをねだる、いわゆる“くれくれキツネ”です。
痩せている様に見えるのは夏毛だからで、哀れんでエサをあげてはいけません。
観光客の近くをつかず離れずエサを狙っていました。
ちなみにエキノコックスが怖いので触っていません。

  

お次はお馬さん霧多布岬近辺で鉄馬と一緒に記念写真。
北海道の牧場各地に見られますが、新冠などではサラブレッドにも出会えます。
草をハミハミしていたり、木の下で涼んだりしていました。
北海道らしい風景で癒されます。
この親子はかなり警戒している様子でこちらをチラチラ。
親子水入らずのところお邪魔しました~。





続いては。こちらは多和平牧場展望台付近で遭遇。道東付近ではそんなに見られませんでしたが、まさかジンギスカンで・・・
フカフカの羊毛は衣料の他にも工芸品などでも使われているみたいでした。
雨の牧場に人は少なく、「メ~~~」と呼んでみたところ隣のヤギ達が反応していました。
ちなみにヤギの写真はありません^^;




今度のお馬さんは働くお馬さんです。場所は野付半島トドワラ
観光客を運ぶ前の燃料補給中のようです。
足を見るに道産子でしょうか?ガッチリしています。
片道徒歩30分の道のりを、この馬車を使えば15分。というのを知ったのはヘトヘトになって帰ってきた後でした・・・



最後になりましたが屈斜路湖のUMA「クッシー」。
残念ながらお会いできませんでしたが、もし捕まえたら1億円の報奨金が出るそうです。
ちなみにこの辺のお土産屋さんでは、クッシーグッズで溢れていました。
個人的にはネッシーとのコラポレーション企画を期待したいものです。


今回写真に収められませんでしたが、牛、エゾジカ(本当にどこにでもいる!)、エゾシマリス、エゾリス、ヤギ、豚、ネコ、犬とたくさんの動物たちに出会いました。
知床半島のウトロでは、レンジャーがヒグマを爆竹で追い払う緊迫した場面にも遭遇しましたし、旧ムツゴロウ王国の脇を通り抜けたりもしました。

動物好きにはたまらない環境でしょうが、
皆さんも車やバイクで観光する場合は彼らの急な飛び出しに十分ご注意下さい。
(大輪 武司)

2012年9月17日月曜日

しばらく席を外しております

・・・というのも、現在バイクで一人旅をしております。
これを書き込んでいるのは釧路のホテルで、ちょうど旅の日程の折り返し地点です。

不慣れな環境なので、日を改めて後日また写真など紹介したいと思います。

突然ですが北海道(道東)あるある
1.海沿いは昆布、内陸は堆肥のにおいがする。
2.牧場で鹿を飼ってる?と思うくらい鹿が普通にいる。
3.地元の人は100km以内だと『近い』らしい。
4.追い越し可能区間になるとやたら張り切る車が多い。
5.ナビの到着時刻が全く当てにできない。

北海道行ったことある方なら幾つか当てはまるのではないでしょうか?
それでは明日からも安全第一でリフレッシュしてまいります!
(大輪 武司)

2012年9月11日火曜日

便育とは??

こちらは朝晩すっかり涼しくなり、半袖だと肌寒さを感じる毎日です。
先日日曜日に東京でセミナーがありましたが、やはりまだまだ暑いですね。

今回は辨野義己先生に得意の「便」について講義して頂きました。
実際にお肉だけ40日間食べ続けて腸内細菌の変化を見たり、学者さんのエピソードは好奇心旺盛で面白いですね。
「食育」ならぬ「便育」を推進すべきである、とお話の中でおっしゃっていました。
「便育」??
初めて聞く言葉でした。

『便の話はとかくタブー視されがちであり、その風潮が便秘や下痢の慢性化を産み、ひいては大腸ガンなどの温床となる。なのでその風潮をしっかりとした便への教育で変えていく必要がある』

なるほど、、、確かに女性は自分の便の話は抵抗があるでしょうし、男子小学生がトイレで大便をするといじめられる風潮はありますね。妙に納得です。
便自体は誰もがしますし、体の状態を知るメッセージでもあります。
ただ、他の人の便と比べたり話したりすることも少なく見過ごされがちです。

先生のデータでは、程度の差はあれ女性の半数近くがが便秘傾向。男性の半数近くが下痢傾向であるとのことでした。

皆さんも思い当たる節がありませんか?
「もともとそういう体質なの」
「昔からだからこれが正常」
「みんなそんなもんでしょ」
そんな話を患者さんからよく伺いますよ~。

未病が蓄積すれば大病につながります。
恥ずかしがらず、薬局でお気軽にご相談くださいね。
(大輪 武司)


2012年9月3日月曜日

平成24年度塩尻市民総合防災訓練

避難時救急袋(医師用)を背負ってみました
9/1は皆さんご存知の通り防災の日です。
職場や学校、地域など様々な場所で防災訓練が行われたのではないでしょうか?

こちらでは9/2(日)には塩尻西小学校にて塩尻市の総合防災訓練が実施され、去年に引き続き私も参加してきました。


薬剤師チームは臨時救護所で救急用品や備蓄医薬品のチェックをしたり、トリアージチームのサポートなどを行います。
期限切れをいくつか発見したので交換要請を出しておきました。

 
備蓄品チェック中。お疲れ様です!
また、自分の担当として「災害時に実際に役立ったおくすり手帳」のお話しをさせて頂きました。
その日の夜に偶然テレビ松本の番組で、その時自分が話しているのが映っているのを発見しました。
「う~ん、もっと流暢に抑揚をつけてしゃべらなきゃな~」と苦い顔になりました。
人前でちゃんと伝わるようにお話しをするのって難しいですね(汗





塩筑医師会・歯科医師会・
松本薬剤師会・赤十字ボランティアの方々
でチームを組んで災害時医療にあたります
防災担当の方が話していた「以前は『いつかやってくる災害』だったのが、今は『必ずやってくる災害』になりました」という言葉がとても印象的でした。
ここの地域も牛伏寺断層糸魚川-静岡構造線という爆弾を抱えています。いつ大震災が起きてもおかしくありません。
過去の被災者の犠牲で得た経験や教訓を活かして備えや準備を行えば、有事の際は余裕が生まれます。
その余裕は他の人に手を差し伸べたり、冷静な対応をする源になるのだと思います。


皆さんもこの機会に、今一度防災への備えを考えてみてはいかがでしょうか?
(大輪 武司)
一年半前に行った南三陸町志津川地区の被災直後の写真