ちなみに2位が「嘘」3位が「噴」と、なかなかネガティブな言葉が並んでいるような気がします。
これも世相でしょうか?
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さて、話は遡り先月の22日に、塩尻市のえんぱーくにおいて介護福祉士会の薬の研修会にお呼ばれされてきましたのでご報告を。
薬剤師会からは松本薬剤師会会長以下4名出席で、参加者20名ほどと研修させて頂きました。
段取りとしては「薬について」との演題で基礎的な薬の概論を1時間ほど講演し、
その後3グループにわかれてグループディスカッションを行いました。
ディスカションにおいては薬剤師も膝を交え、現場での薬の問題などについて活発な意見が飛び交い、有意義な時間となりました。
施設勤務者からの意見としては
「管理上実際には食前で投与してしまうが大丈夫か」
「配役ミスをなくすための取組み」
「誤服用時の対応」
「服薬拒否に対する取組み」
在宅関連施設勤務者からの意見としては
「薬の管理に対して家族の同意・協力が得られないと厳しい」
「睡眠剤の依存」
「多科受診及び調剤してもらう薬局も多数あり、どこが核となるのかが分からない」
などと言った現場の苦悩を伺う事が出来ました。
また、共通の認識として薬剤師に期待する役割として
「減らせる薬ならば減らしてほしい」
と言った声がありました。
やはり利用者の生活様式がある程度管理された施設よりも、在宅の方が様々なしがらみが関与して一筋縄ではいかないように思えました。
しかしながら政府方針としては今後については施設よりも在宅での介護を推進するとの見解が出ています。
ますます増加するであろう在宅介護における問題点に薬剤師が100%応えられるわけではありませんが、一緒に考えて答えを探して行く事は出来ると思います。
今回の研修会の感想ではおおむね好評を頂く事が出来ましたが、それはこちらも同じで、非常に勉強させて頂く事が出来ました。
こういった他職種での研修会では相互に学ぶ事が出来、また顔の見える関係を築く事もできます。
今後もこういった研修会には積極的に参加し、地域連携の足掛かりとなればと思います。
(大輪 武司)
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