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メディアでも紹介されたりして目にしている方も多いかと思われますが、
今年は今までのインフルエンザワクチンと少し内容が変わります。
今までのワクチンは流行を予測してA型×2種類、B型×1種類の3価混合ワクチンでした。
しかしながら近年の流行状況を分析すると、どうやらインフルエンザB型においては国内外共に2種類(山形系統、ビクトリア系統)の混合流行が続いております。
この事により、ワクチンを摂取してもB型の流行が中々抑えられませんでした。
ここで登場したのがA型×2種類、B型×2種類の4価混合ワクチンとなります。
米国での製造承認を皮切りに、世界的にインフルエンザワクチンは新しい4価ワクチンに切り替えが進んでいます。
そして、今シーズンより日本においてもワクチンが切り替わり、
より効果が期待できる物へとなりました。
詳細はこちら⇒厚生労働省リンク
しかしながら需要のピーク目前となる今、ワクチン製造メーカーでの不備(化血研:インフルエンザワクチンシェア30%)が原因となりこのままでは11月中に供給不足となる可能性が示唆されていました。
・・・とここまでが、最近報道されていましたが、
どうやら厚労省が特別に出荷承認を決定したようで、供給不足は回避されそうな様子です←NEW(10/21)
新型ワクチンによりワクチン自体の価格も1000⇒1500円と、500円ほど値上がりするようです。(接種料金は技術料などが含まれ自費となるので、医療機関により料金は異なります)
任意接種ではありますので、コストパフォーマンス云々については個人での考え方で異なると思いますが、値上がりした内訳につきまして参考にして頂ければと思います。
(大輪 武司)
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