2014年4月8日火曜日

温泉天国


先日妊婦さんに朗報なニュースが飛び込んできました。
温泉だらけの長野県には嬉しい話です。


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妊婦の温泉入浴OKに 「禁忌症」から32年ぶり削除 環境省

2014.4.3 21:16
 環境省は3日、温泉の入浴を避けるべき禁忌症から32年ぶりに「妊娠中」の文言を削除することを決めた。妊婦が温泉に入ると悪影響があるという科学的根拠がなかったためで、今後は妊婦も安心して温泉を楽しむことができそうだ。
 昭和57年に定められた現行基準には、禁忌症に重い心臓病などとともに「妊娠中(特に初期と末期)」という項目が含まれている。ただ根拠は不明で、専門家にあらためて調査を依頼した結果、温泉浴が流産や早産を招くといった医学論文や研究はなかったという。
 3日の環境省の有識者委員会で、入浴時の注意事項を定めた温泉法の基準見直し案が了承された。温泉施設の脱衣所などの掲示からも削除するよう、今年夏までに都道府県に通知する。
 今回の見直しではストレスの多い現代社会の実情を反映させ、温泉の効用に当たる「適応症」に睡眠障害やうつ状態、自律神経不安定症を新たに盛り込んだ。

元記事URL:http://sankei.jp.msn.com/life/news/140403/trd14040321200022-n1.htm



今回の改定により温泉や旅行好きな妊婦さんだけでなく、各種温泉旅館などの関係者も恩恵にあずかる事が出来そうです妊婦専用施設を持っている所はちょっと切ない話ですが・・・
産湯に温泉を使う施設もあるみたいなので、以前より温泉の妊婦禁忌には少なからず疑問があったことと推察されますが、その声が届いて今回の改定に結び付いたのだと思います。

しかしながら、、妊娠初期及び後期では流産や出血や破水が起きやすかったり、脳貧血を起こしやすかったりするので、長湯は避けて湯上りに体を冷やさないよう注意は必要です。


昔ながらの謎のしきたりが、科学的な根拠もなく前例踏襲と言う名の惰性で継続する・・・
民俗学においてはそれも風情かもしれませんが、医学的な話では困りものです。
アセスメントの重要性を感じたニュースでした。
(大輪 武司)


 

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