2012年10月25日木曜日

セミナーに行ってきました

ここ最近、当社取り扱い製品の研修会やセミナーが立て続けにありました。
ためになるお話や、学術的な内容などを伺い大変勉強になりました。


その中で興味深かったのが『睡眠の質』というお話しです。


「睡眠時間」も大切な尺度ではありますが、
浅い眠りが延々続いてもしっかりとは休めてはいません。
一日の身体的疲労の回復や記憶の整理などを行い、次の日への活力を養うには睡眠の質が重要になります。


通常の方の睡眠時の脳波を測定すると、寝付いてからの始めの1.5時間の周期で
一番眠りが深い「徐波睡眠」が現れます。
この時に、代謝を上げて身体を修復するホルモン(GH)が分泌され、疲労が改善されます。

この深い眠りが出来なければどうなるでしょう?
睡眠時間はとれているのに「朝がつらい」「スッキリ起きられない」「寝た気がしない」「昼間に眠くなってしょうがない」という自覚症状が現れます。

これを「熟眠障害」と言うそうです。

皆さんも経験あるかもしれませんが、
深酒した次の日なんかは自分もこんな症状が出ます。

他にも睡眠薬(BZ系、バルビツール酸系)でも深い眠りを妨げて、
熟眠障害を引き起こしてしまうこともあるそうです。
睡眠薬で睡眠時間は増えたけど、スッキリしない・・・
と言うのはこういった理由が関連しているそうです。

それではどうしたら睡眠の質を高めることが出来るのか?
ということですが・・・
その方法は原因(ストレス、病状、加齢、薬物、食事、生活スタイルなど)によって人様々です。
ただ、共通して効果があると言われているのが

睡眠1~2時間前の入浴(39℃くらいのぬるめのお風呂で30分以上入浴)
入眠前にストレッチなどの簡単な運動を行う
自分に合った寝具を用いる


以上3点です(細かく言えばもっとありますが・・・)


書き出すときりがなくなりますので、この辺にしておきますが
詳しく知りたい方は是非ご相談下さい。
(大輪 武司)


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