「安」
という一字で、安倍政権や安保問題、安心安全に対して考えさせられることが多いという事より選ばれた模様です。
個人的に「安」の字で思い浮かぶのは「不安」というネガティブなワードですが、この言葉を払拭すべくいかに行動するかという事が大事なのかもしれません。
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さて、そんな年の暮感押し迫る昨今ですが、個人的に縁もある喜ばしいニュースを目にしました。
南三陸 公立病院再建診療スタート
以下リンクです→NHK東北ニュース
再会まで4年と9か月かかりましたが、東日本大震災で被災した旧志津川病院が診療再開にこぎつけることができ、「南三陸町病院」と名前も改めて稼働し始めたとの事です。
再会に当たりイスラエル医療団や台湾からの多くの援助もあり、南三陸町の町旗、台湾の旗と共に「絆」の旗を掲げたようです。
過去に当ブログでも何回かご紹介したかもしれませんが、
かつて私が医療ボランティアとして南三陸町の臨時救護所にいた際、地域利用の中核的存在であった志津川病院は壊滅的な打撃を受けていました。
参考リンク⇒公立志津川病院の悲劇
しかしながら南三陸町で高台にあった各避難所には、志津川病院のまさに生き残った医療スタッフが被災地医療の一端を担い、来る地域医療再建の為にミーティングを重ねていたことを思い出します。
震災の2年後に南三陸町を訪れた際には、かつて私が従事していた南三陸町ベイサイドアリーナの横に志津川病院の仮設診療所と町役場が隣接していたのを覚えています。
そこで再建を果たした病院の中で、あの時出会った志津川病院の方たちがどんな気持ちで働いていると思うと、感慨深いものがあります。
地域の方たちの「安」心の為にもこれからも頑張っていくであろう方々を、
同じ医療職としてこれからも応援していきたいと思います。
(大輪 武司)
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