2026年9月8日火曜日

雨ニモ負ケズ

 夏の終わり、というよりは梅雨に逆戻りしたような天候が続いております。

秋の長雨は「薄梅雨(すすきつゆ)」とも呼ばれているようですが、

風情ある名前に反し、各地で水害をもたらす災害級の雨をもたらしています。

皆様におかれましても日頃の備えとして、

停電時の対応や通勤・通学ルートの確認、連絡手段の確保などにもご注意下さい。



水害に限らず災害時の備えの一環として、

再三にわたりますが以下普段お使いになるお薬についても再度確認をお願い致します。


1.常用薬は1週間くらい予備を持つ。

避難所開設を経て臨時救護所より普段お使いのお薬が手元に渡るまでは、3~7日くらいの期間がかかり、それまでは自力救済が求められます。

また、普段通っている医療機関や薬局が無事でも、道路の寸断など供給が途切れればしばらくは薬が入ってこない事態も考えられます。

以上を踏まえ概ね1週間ほどの予備があると安心かと思われます。


2.自分の服用している薬の把握を

日常的に通っている医療機関や薬局も被災すると、ご自身の服用しているお薬のデータを確認することが難しくなる場合があります。

そのような状況で「白い玉の血圧の薬」という情報だけで、初めて接する医療関係者が普段使っている薬に辿り着くのはほぼ不可能となります。

そのため、お薬の名前と規格(何mg)、量などがわかる情報が必要となります。

加えて先般の熊本地震の際もそうでしたが、お薬手帳や薬剤情報提供文書を持参している方は臨時的措置としてその内容を基に、受診しなくてもお薬を受け取ることが出来ました。

相手に情報を正確に伝える為、お薬手帳(電子版もあります)や薬剤情報提供文書はいざという時にも役に立つ公的な物である事を覚えておいて下さい。


3.常備薬の確認を

災害時では通常の生活とは異なり、ケガや感染防御、ストレスによる下痢、便秘、胃痛や乾燥、ホコリ対策などへの様々な緊急的な対応が自助として求められます。

ご自身の体調や病歴などに合った常備薬を揃え、定期的に期限が切れていないかを確認して下さい。

また、常備薬の中に家族分の歯ブラシを入れておくのも推奨されていますので、ご検討下さい。



ニュースを見ればどこかしら災害の情報が流れる昨今です。

他地域での災害を教訓に、今が災害前の準備期間として備えを進めてみてはいかがでしょうか?

(大輪 武司)






2026年8月13日木曜日

お見舞い

 はじめに、

7/28に発生した令和8年度熊本地震により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

報道でしか伺い知る事は出来ませんが、直接の被害に加えて暑さ・断水などが重なり、

地域の皆様が不安な日々を過ごされている事かと心中お察し致します。

体調を崩さないようご自愛頂き、遠方からではありますが、

被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申しあげます。






以下薬局の連絡になりますが、

先月お伝えしましたお盆期間中の営業についてですが、

某お役所によるお達しの撤回を受け

本年に関しては以下短縮時間にて営業致します。

・8/13(木) 9:00~17:00

・8/14(金) 9:00~17:00

・8/15(土) 9:00~14:00

・8/16(日) お休み

・8/17(月)~通常営業

直前のご連絡となり申し訳ございませんが、撤回も直前につきご了承頂けると幸いです。

(大輪 武司)


2026年7月21日火曜日

脱・働き方改革

 梅雨空から一転、猛暑全開バリバリとなりました。

以前の欧州熱波報道において、パリではクーラー設置率がとても低く、電気屋でクーラーを求めて客同士が奪い合う日々が続いていたと聞きました。

「涼を求めて」というレベルを超え「命にかかわる」事態であることを今現在肌で感じ、同時に日本に生まれたことを心から感謝する今日この頃です。


さて、今年のお盆期間中の営業についてのお知らせですが、

今シーズンお盆は平日との当局の強いお達しによりカレンダー通りでの通常営業となります。

しかしながら病院以外の医療機関に加えて公的機関である学校や児童館はほぼお休みなので、

薬局も縮小体制での営業となり、ほぼ一人体制となります。

期間中は全ての業務に相応のお時間がかかることをご了承ください。

また、8/12(水)~15(土)について化粧品カウンターはお休みとなりますので、

こちらも重ねてよろしくお願い致します。

8/17(月)よりは化粧品販売も通常営業となります。


加えて先月に続いてのご連絡ですが、

塩尻市の「せいかつ応援券」使用期限は10/31までとなっております。


処方せん調剤でもご利用できますので、

地域券の利用先に悩まれている方はこの機会にぜひご検討ください。


(大輪 武司)








2026年6月2日火曜日

You は Nafusa Shock!

 さて、変化の6月です。

2年に一度の診療報酬改定により、今月より医療機関や薬局などで支払う金額が変わります。

特に特定の先発品を希望している方は選定療養費の上昇に伴い

「前回と全く同じ内容だけど値段が違う」の声が、

満員電車でのイヤホンから出る音楽くらい漏れ出す可能性があります。

少なくとも明細書の内容は変わっておりますので、気になる人は確認してみて下さい。


また、6月1日より塩尻市においては政府によるバラマキ物価高対策の一環である塩尻生活応援券が配布、使用できます。

当薬局におきましても地域券・共通券両方が物販・調剤等すべてのお支払いに使用可能です。おつりは出ませんが、固定費への充当をお考えの方はご検討ください。


ここからは薬局近況になりますが、薬局界隈においても服部半蔵率いる徳川隠密軍団のようにナフサショックが忍び寄ってきました。

薬局によっては軟膏容器や水剤投薬瓶、散剤や一包化に用いる分包紙の値段が高騰したり入手が難しくなってきています。

業務に支障をきたすまでどのくらいの猶予があるのかは薬局により異なりますが、現在の状況が継続すればエンドユーザーである患者さんに何らかの形で影響が出る恐れもあります。

コロナ禍でのマスクなど医療物資や医療用医薬品、トイレットペーパーやお米など、ここのところ世の中では何かが不足しているというのが常態化しています。

そのような中お願いベースばかりで申し訳ないですが、一薬局で対応する限界があるのも事実です。

あるもので何とかしなければならない事態に陥った際は、ご協力・ご了承頂くようあらかじめお願い申し上げます。


(大輪 武司)


2026年5月14日木曜日

薫風献上

風薫る季節となりました。

残雪が青い山麓とのコントラストとなり、水田の水面に映る姿は、安曇野のノスタルジックな原風景としてよく知られています。



寒暖差が激しく装備を選びますが、このような景色を見るためにもバイクで外に出かけるにはベストなシーズンです。

特に今年の5月は当社決算月による棚卸や、6月からの診療報酬改定の届け出作成などでバタバタしていたので、心なしかバイクのスピードも上がり気味となるのは必然です。

最近遠出はしていませんが、小川村で里山の春とおやきを堪能したり、陣馬形山で未舗装林道に迷い込んだりと、新調したヘルメットでちょこちょこ走り回っています。

現在のバイクもそろそろ購入から15年ほどが経ち、一般的な買い替えのタイミングをかなり超過しています。が、性能的にはまだまだ元気なので、「そのうちイイのが出たら」と言い始めてから10年ほどがたっています。

次に買うバイクは『あがりバイク』(人生最後のバイク)となる可能性もあります。

色々アレコレ欲は出ますが、焦らず急がず身の丈に合った相棒をじっくりと選びたいと思います。

(大輪 武司)







2026年4月14日火曜日

オイルレスワールド

 梅、桜、水仙の花は散ったものの、あたりを見渡せば花桃、連翹、雪柳、芝桜など色鮮やかな花々が引き続き春の景色を彩っています。続いてはチューリップやハナミズキ、つつじなども控えており、気候的にもお散歩がはかどる季節になってきました。

近頃はグーグルレンズで名前がすぐわかるので、子供と公園を歩いたりして気になった花や虫などもその場で調べる事が出来ます。便利な反面、100%の正確性を担保するものではないので、食用目的での山菜やキノコについての利用には注意が必要です。


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さて、後世「パリは燃えているか」のBGMで第3次オイルショックと紹介されるやもしれない中東情勢による影響を受け、様々な石油関連製品の供給が危ぶまれています。



政府は火消しに躍起になっていますが、先の見通せない中一部会社が製品受注をストップさせたり、シンナーが手に入らないなどの報道も出始めました。

いよいよ市民生活に影を落とす段階にまで発展しそうな中、医薬品や医療機器、医療物資等においてもその限りではなく、石油が止まることにより透析患者などで治療が止まり、命も止まる可能性が出てきました。




そういった指摘や相談を受け国でも厚生労働省・経済産業省による対策本部を設置し、流通の目詰まりを解消すべく情報収集と調整などに向けて動き出しました。具体的に医療機関等では災害時における情報システムであるEMISを用いて、使用状況や供給状況などを報告する依頼が来ているようです。

薬局においてはそういった直接的な動きはありませんが、取り扱う医薬品についても原料、被包、物流など影響を受けない製品はありえません。また、公定価格である医療用医薬品は原材料のコスト増加を価格に転嫁することができません。もちろん製薬メーカーも歯を食いしばって供給に尽力するかと思われますが、それもどこかで限界はあります。


現段階ではそういった医療関連製品について4か月から6か月ほどの在庫はあるそうですが、コロナ時のマスク、ガウン、手袋や消毒液など感染症関連製品が消えたような事態や、昨今の備蓄米騒動の二の舞とだけはならないよう、反省を活かして早め早めのプッシュ型支援、対応を進めて頂きたいと思います。

それにしてもいつ収まるのやら・・・

(大輪 武司)




2026年3月26日木曜日

implosion(内部爆破)

あぜ道に咲く小さな草花や、梅の花、膨らむつぼみと、
時を同じくして襲来する憎き花粉に春の訪れを痛烈に感じる今日この頃です。

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松本広域圏では先週あたりから花粉飛散数が「きわめて多い」のピークを迎えております。
先日今シーズン初でバイクを動かしましたが、涙&鼻水&意外に寒いのまさに三苦でした。フェイスカバーもしていますが、効果は限定的です。

ずいぶん昔ですが、過去ジェットヘルメットを使用している際にくしゃみををして、
一瞬にしてシールドの視界を持っていかれたことがあります。たかが花粉症でも命にかかわる事故につながりかねない危険を秘めていると思いました。

現在はOGKのシステムヘルメット「アフィード」

*システムヘルメットは顎部がガバっと開閉します

を使っているので幸いなことにくしゃみなどに対処できるのですが、
フルフェイスヘルメットの人はどうしているんでしょうか?謎です。

アフィードも耐用期間を2倍くらい経過しているので、
さすがにそろそろヘルメットの世代交代を検討しているのですが(*8年くらい前から検討中)
このような花粉の時期などを考慮すると次回もやはりシステムヘルメット1択になりそうです。



ライダーあるあるではありますが、暖かくなるとバイク欲が高まり、グッズ等色々新調したくなります。
以前ほどの頻度では中々バイクに乗れなくなりましたが、安心・安全のために身を守る道具に関しては救急車2回乗った者として妥協せずに予算の範囲内で選びたいと思います。





(大輪 武司)



2026年2月5日木曜日

パフォーマンス

立春を迎えましたが、まだまだ春は遠からじ、です。

ここいらは雪こそ無けれ、骨身に響く寒さは連日続いております。

一方で残念ながら今年も「明けの海」宣言となり、

8期連続で御神渡りは見られませんでした。

しかしながら海外を含めその動向が注目されていたそうで、

諏訪湖ライブカメラなどは今年軒並みアクセス数が伸びていたそうです。


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さて、今年は2年に1度の診療報酬改定の年となります。

いわゆる短冊が出てきましたので、関係各位があわただしくなってきました。

執筆時点ではまだ不明ですが、近いうちに黒丸(⇒●)の点数が判明し、解釈が発表され、前回改定同様6月より運用開始という流れなります。

まだこれから判明していく部分が多い中、ぱっと見の印象としては

「実質マイナス改定の可能性大」



時代のニーズに合わせて薬局も変化を要求されているのは仕方がないとはいえ、少なくとも現在と同じ業務内容で横スライドした場合は、結果としてマイナスとなる公算が高そうです。

まぁ前回改定でも地域支援体制加算において要件は厳格化しているのに-7点とかで決してプラスにはなっていない現状があるのですが、今回もまた然りでしょう。

そして調剤基本料1をとれなくなった薬局はかなりの痛手となることにより、大型門前薬局や医療モール、施設在宅比率が高い薬局によってはかなり厳しいものになるかもしれません。

詳しくは詰めていませんが、医療機関側からも今回改定についてため息が聞こえていますので、医療関係者全般的に賃上げの原資を確保するのは、かなり厳しいことになるのではないでしょうか・・・


もしかしたらこの先判明する●が1桁クラスで増えていて救世主となる・・・という可能性もゼロではないものの、昨年末に本体報酬3.09%引き上げと大々的にニュースになっていたのを今は遠い目を持って思い出しています。



まぁ大方の予想通りではありますが、

取り合えずは今出来るところをしっかり進めて改定に備えたいと思います。

そして8%消費税減税による現場の作業が、改定準備のタイミングとブッキングしないといいなぁ。


(大輪 武司)






2026年1月27日火曜日

温活のすゝめ

 あけましてから大分たちましたが、、、

まずは今年一年が皆様方におかれまして健康でますますのご多幸である事を祈念致します。

加えまして、当薬局並びに本ブログも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げ、

新年の挨拶に代えさせて頂きます。



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さて、寒いです。毎日やたら寒いです。

先日TVの天気予報で志賀高原の最高気温が-12℃と紹介され、

思わず二度見してしまいました。

しかしながら寒さは長野県だけでなく日本全国、

さらには北半球いたるところで広がっています。


この寒さからか薬局に訪れる方のからも様々な症状悪化を伺っております。

関節をはじめとする各種疼痛や末梢神経障害の悪化。

首・肩のこりや腰痛、眼精疲労。

あかぎれやしもやけなどの末端皮膚症状。

血圧、心拍数増加や排尿回数の増加などなど、、、


何かと寒い季節は体調を崩しがちです。

そしてその多くは冷えによる血行不良から生じるものも少なくありません。

そこで本日はご家庭でできる温活についてご紹介させて頂きます。


1.入浴



一番わかりやすく比較的手軽に取り組めます。深部体温の芯まで温めるには弱火でコトコトが基本。負担がかからないぬるめのお湯に10~15分位漬かりましょう。

ミカンの皮を乾燥させ、ネットに入れてお風呂に入れると血行促進効果も期待できます。

湯冷めに注意し、脱衣室が寒いとヒートショックを起こしやすくなりますので、暖房などを配置して室温の差を減らすようにしましょう。

入浴が難しい場合や就寝前にもう一度体を温めたい方には、足湯などもお勧めです。


2.飲食物



根菜類や香辛料、ショウガなどは体温を上げる効果が期待できます。

温かいスープやお茶類にすることにより芯から体を温めてくれます。

また、差し支えなければ少量のアルコールも血行を促進させてくれます。

ただし過剰なアルコールやカフェインは利尿効果により逆に体温を下げてしまう事があるので注意が必要です。


3.蒸しタオル




水で濡らしたタオルを固く絞り、ビニール袋にいれて電子レンジで1分弱(ご家庭の機種により異なります)ほど温めると簡単に蒸しタオルになります。

顔を覆うように使用すると、眼の充血や鼻づまりなど血行不良から生じる症状を改善することが期待できます。

くれぐれもやけどには注意してください。


4.適度な運動



人間の体温の大半は筋肉により生じます。

自宅内でできるような体操や軽い有酸素運動でもやるとやらないでは大違いです。

特に第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを意識した運動(かかと上げ体操など)は、ポンプ機能により全身の血流を改善する効果が期待できます。


以上いかがでしたでしょうか。代表的な温活方法となりますが、ほかにも衣服や寝具、暖房器具、ツボやカイロの使い方などいろいろな方法がありますので、ご自身のライフスタイルに合った取り入れやすいを方法を試してみましょう。

話は戻りますが、血行不良は万病の元でもあります。

症状悪化によって薬ばかり増えていくことがないように、

この寒い時期だからこそ温活にも目を向けてみてはいかがでしょうか?


(大輪 武司)







2025年12月4日木曜日

師は走るべくして走る

 県内でもインフルエンザが猛威を振るっております。

例年よりおよそ一月ほど早いペースで感染が拡大しており、長野県においては11/19より「インフルエンザ警報」が発令されています。ちなみに昨年の発令は12/25でした。

11/30時点での県内1医療機関当たり患者数は前週より9名増加の72.49人となり(松本では128.4人!)小児を中心に観測史上二番目の患者数で推移しています。

⇒長野県のHP参照


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平日はそこまでではないですが、週末は当番医・薬局を直撃し「災害時」並みのひっ迫状況となっているようです。

①電話⇒×つながらない

②車で直接向かう⇒×駐車場パンク、路駐多発、近隣渋滞などで警察沙汰に

③待ち時間⇒×6時間以上。23時を越える場合も。

④待合室⇒×怒り狂った患者が受付で罵声を浴びせている。

以上①~④を当番薬局でもう一度繰り返す事もあり、

数え役満かな?という状況もあるようです。



ここで気になるのが「平日はそこまでではない」という状況です。

勿論診察をしてくれる医療機関数が少なくなるので夜間や休日は構造的に集中はするのですが、コロナ後の近年はその集中具合のレベルがガクっと上がっているように感じます。

複数の要因が考えられますが、社会的な問題もあるように思えます。

例1)共働き核家族世帯が増えて平日、日中時間帯に子供を受診させる事ができない。

例2)子供の医療費が市区町村によっては無料となりコンビニ受診が増加している。

他にもあるかもしれませんが、いかがでしょうか?


まとめになりますが、今後もしばらくは夜間・休日などを中心に医療機関がひっ迫した状況となることが予想されます。

現状をご理解の上受診する側もそれなりの覚悟と準備をもって頂く必要があります。

軽症であれば市販薬などを使って自宅で様子を見て平日に受診をずらしすようにして頂いたり、受診するべきかどうかについて迷うことがあれば#7119や#8000などの他、かかりつけの薬局などへの相談もご検討下さい。


末筆になりますが、本年も当薬局の駄ブログにおつきあい頂き誠にありがとうございました。

年末年始は12/28~1/4がお休みとなります。ご了承ください。

来年も皆様にご愛顧頂けるよう、スタッフ一同全力で努めて参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

それでは皆様も健康に十分に気をつけてよいお年をお迎えください。

(大輪 武司)






2025年11月8日土曜日

霜月一考

 立冬を迎え各地の紅葉もピークを迎えております。

霜が降りると菜っ葉がしんなり柔らかくなるので、本格的な野沢菜漬けのシーズンが始まります。



各家庭で様々なレシピがあるそうですが、シンプルなものが一番保存性が良いと聞きます。

野沢菜漬けが酸っぱくなるのは年を超えたあたり。甘辛く油炒めなどにして余すことなく頂きます。

昔は頭が良くなると言われ、野沢菜に味の素(グルタミン酸)をかけて食べていた記憶がありますが、今も続いている家庭はあるのでしょうか?

長野県の郷土食の代表である野沢菜漬け話は尽きません。


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さて、2年に一度の「調剤報酬改定」に向けた議論がいよいよ本格化してきました。

政権交代や維新との連立など、政治の動きが医療現場にどこまで影響してくるのか、注目されるところです。

依然として強い発言力を持つ財務省に加え、連立政権となった維新の方針による「社会保障費の抑制」路線は、さらに強まる様相を見せています。最低賃金が上がる一方で、私たち医療従事者の所得を支える原資の確保は、ますます難しくなりそうです。





薬局に関して言えば、後発医薬品体制加算の縮小、選定療養における自己負担の拡大、そしてOTC医薬品の普及・活用の必須化といった流れは避けられないように思えます。さらに“ダークホース”ともいえるOTC類似薬が、どの程度まで踏み込んでくるのかも気がかりなところです。

一方で、報道にもあるように、各地で病院経営の厳しさが深刻化しています。実際、給与水準の低さからスタッフがクリニックなどへ転職してしまう例も少なくないようです。

また、毎年のように引き下げられる薬価は、メーカーや卸の体力を奪い、医薬品供給の不安定化を常態化させています。

崩壊しつつある医療体制を維持するには、当然ながらコストがかかります。そのコストを誰が負担するのか――あるいは、医療の質を下げるのか、もしくは一部を「やめる」のか。どの選択をしても、どこかからは不満の声が上がるでしょう。

しかし、そうした“恨み節”を受け止め、最終的に決断するのが政治であり、その責任を負うのも政治です。

とかく「引っ込み思案」と言われがちな私たち薬剤師ですが、現場の声をしっかり政治の場に届けていく必要があるのではないでしょうか。





(大輪 武司)







2025年10月16日木曜日

そうだ、京都に行こう

 中秋を過ぎ冬の足音が聞こえてきてもよさそうなものですが、朝晩はともかくいまだに半袖で問題ない今日この頃です。まぁ基本室内での仕事ですが。

しかしながら天気予報を見るに来週くらいから最低気温が10℃を下回ってくるので、さすがにその頃には白衣も長袖になっているんじゃないかと思われます。


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さて、10月12日・13日に京都で開催された「第58回日本薬剤師会学術大会」に参加してきました。

日本薬剤師会公式キャラクター:ふぁるみん


昨年の埼玉大会に続いての出席でしたが、今回は京都の地下鉄烏丸線の終点、国立京都国際会館が会場。

会場近景

広い館内をあちこち歩き回り、さらには電車の乗り継ぎも多く、普段は車移動が中心の私にとってはちょっとした運動量でした。スマートウォッチによると、2日間でなんと5万歩・約30kmも歩いたとか…。精度はさておき、しっかり筋肉痛が残っております。



講演では、AIを活用した薬局業務の効率化や、災害時の対応、DX化への取り組みなど、これからの薬剤師業務を大きく変えていくテーマが多く取り上げられていました。展示ブースではAI薬歴システムや大型ピッキングマシンなど、未来の薬局を感じさせる最新機器を間近で見ることができ、まさに刺激的な時間でした。

また、会場では県内外を問わずたくさんの方とお会いし、久しぶりに旧友とも再会できました。こうした人とのつながりは、オンライン開催では味わえない現地ならではの魅力だと改めて感じました。

京都といえば観光も外せません。早朝には伏見稲荷大社へ参拝に行ったのですが、朝7時でも外国人観光客で大賑わい! その後は任天堂ショップにも立ち寄り、ちょっとした京都旅行気分も楽しんできました。

残念ながら清水寺へは行かれませんでした。


帰りの荷物は行きの倍以上、体はヘトヘトでしたが得られたものも多く、充実した2日間となりました。やはり実際に足を運び、人と会って話すことで得られる学びや刺激は格別ですね。

来年の第59回大会は新潟で開催予定とのこと。さらに多くの皆さんと現地でお会いできるのを、今から楽しみにしています。

@古町5番町


(大輪 武司)




2025年9月11日木曜日

日進月歩

ピークアウトしたとはいえ、まだまだ日中は暑い日が続いています。

しかしながらさすがは信州。朝晩は以前よりだいぶ過ごしやすくなり、

夜の虫の声や秋の空に舞うとんぼに目を細めて季節の移ろいを感じている今日この頃です。


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さて、個人的な話題で恐縮ですが、私は今現在ヒゲを生やしております。

別に「偉そうにできる」とか「カッコつける」と言ったよこしまな考えがなかったわけではないですが、生来のアトピー性皮膚炎により毎日の髭剃りが肌へのストレスだったため、

コロナ禍の機会に髭剃りキャンセルへ界隈へと移行しました。ええ、正直楽です。

かれこれ5年くらいヒゲ生活(?)をしておりますが、マスク装着での業務が当たり前となった昨今、会食の席でいまだにびっくりされることもあります。





20年ほど遡った就職当初であればまず許されなかったであろうヒゲ・男性長髪・髪の色を変える事・ネイルも、現在の日本では社会的に許容されつつあります。(本場の国では多様性が失われつつありますが・・・)

私がまだ学生だった頃に行った先のドラッグストアで、金髪ロン毛の薬剤師に対応された時はぎょっとしましたが、現在であればそこまで動揺しないかもしれません。

また、就職したてでの調剤業務で使われていた薬剤や治療法も当時から大きく変わりました。

私の記憶にある中でですが、リウマチ・糖尿・心不全・悪性腫瘍などの領域の変化は顕著で、当時調剤していた薬の大半が新しい薬に入れ替わっている印象です。


時代の流れとともに少しずつ少しづつ社会も医療も変わっていくのだなあ、

と遠い目をしながら髭をさするのでした。



(大輪 武司)


2025年8月13日水曜日

歳月は人を待たず

世は(一般的に)夏休みでございます。
花火大会や夏祭り、海・山やプール、帰省して墓参り。
・・・と言った非日常を存分に味わい、
楽しい夏の思い出ってやつを作ってもらいたいものです。

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しかしながら遊ぶにも体力・元気が必要です。
子供や孫たちのの相手をするには相当量のエネルギーを必要とします。

若さだけで乗り切ることもできるでしょうが、そう長くはもちません。
経済問題同様早め早めの備えが将来を大きく左右します。





私は薬剤師をやっておりますので話は突然薬の世界に変わりますが、
漢方の学術専門書である『神農本草経』では生薬を「上薬・中薬・下薬」と3つに分類しています。
①上薬(上品):病気を予防する薬。長期服用でも体に負担なく、自己治癒力を高める。
②中薬(中品):体質を改善し、病気を水際で食い止める役割を持つ。
③下薬(下品):病気を治療する中心となり、強い効果を持つ反面体への影響も大きく、服用機関や量に注意が必要となる。

つまりは、効果が緩徐な薬を長期的に用いることにより、
体に負担をかけずに自己治癒力を高め病気を予防する事が上策である、
と解釈できます。

勿論欧米的な切った張ったの対症理論の方が費用対効果が優秀であるなど、
異論はあるかと思われます。
しかしながらこの考え方は、セルフメディケーションとして気軽に自身の健康増進に取り組めるところに利があります。

何もトラブルのない日頃から健康への備えを貯金することで、
いつまでも楽しい時間を過ごせるというのもアリなのではないでしょうか。
(大輪 武司)





2025年7月20日日曜日

決戦は日曜日

 本日は参議院選挙投票日です。そして当番薬局の日です。

選挙当日にうかつなことを発信すると色々と問題になるようなので、

発現は慎重を期しますが、一言だけ。

まだ投票をされていない有権者の方は、投票を通じ自身の意思を政治に届けてください。

諦観の念もあるやもしれませんが、

政治を忘れる方々は、政治から忘れられてしまいます。


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さて、梅雨も明け気温は上昇し、近隣では露地物のスイカも出回り、

季節はすっかり夏本番の様相です。

しかしながらこの気温上昇で注意して頂きたいのが医薬品の保管です。

医薬品の保管温度については日本薬局方で以下のように定義されています。


①冷所:1~15℃

②室温:1~30℃

③常温:15~25℃

参考)標準温度:20℃

この他に、インンスリンやバイオ製剤など多くの注射剤は2~8℃での保管が必要とされています。


夏場の暑い時期、車の中は場所によっては60℃をこえる事も珍しくありません。

そうなると冷所保存品以外のの医薬品につきましても、

その品質が保てなくなってしまう可能性があります。




薬を受け取ったついでにいろんな用事を済ませていく方もいらっしゃるかと思われますが、

この時期は保管条件を満たせない可能性を加味し、

必要であれば車外に持ち出すよう注意しましょう。

(大輪 武司)





2025年6月15日日曜日

New normal

入梅を迎え、鰯がおいしい時期になってきました。

雨のせいか日曜日の当番薬局午後は時間を持て余し、

ブログの更新もはかどる次第です。


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さて、昨今備蓄米関連のニュースが世を騒がせております。

新聞等の報道によると、現時点において長野県では長野市店舗以外随意契約備蓄米の入荷はなく、大半の地域で販売されていないようです。

しかしながら一時期の棚に何も米がない状況からすると、価格は高止まりながらも多少は落ち着いてきたかな、と感じる状況になってきました。

一連の報道を見ていると、やはり主食であるコメに対する国民の関心は高く、

それに応じて行政の対応スピードや熱量も高いように感じます。




一方医薬品のの状況は相変わらず前途多難です。

コロナ禍より生じた供給不安は、品目を変えつつもいまだ全面解消のめどはついておりません。

現在も一部の咳止めや去痰薬、向精神薬、狭心症、吸入薬などは入手が困難な状況が続いており、いつもの薬がご用意できず、引き続き患者様にご迷惑をおかけしております。

もちろん米と違って国際的な状況や保険制度など、構造的で複雑な問題が絡んでいることは承知しております。また、今回のようなスピード感で行政が対応すると、もっと別の大きなトラブルや問題が生じてくるであろう事も予想されます。

しかしながらそれらをすべてひっくるめて

「米はいいよな」

と思ってしまうのは私だけでしょうか?

(大輪 武司)




2025年5月15日木曜日

The invisible enemy

あっという間に大型連休も幕を閉じました。
連休が終わると待っていたかのように自動車税の支払い通知が届き、
おかげさまをもちまして一気に現実モードに引き戻してくれます。



当薬局が当番だった5/5こどもの日では、
当初予想を大きく超える40名弱の方が来局されました。



コロナに加えインフルも局所的に流行しおり、
学級閉鎖となってるところもあったそうです。
百日咳の流行も続いており、まだまだ感染症も油断ならない状況であることを実感いたしました。

これから季節的にはイネ科の花粉症やカビ・ダニなどによるアレルギー症状、
そして食中毒や熱中症、脱水リクスが上昇していきます。

引き続き感染防御やアレルゲンを持ち込まないよう配慮し、
適切な水分補給に努めましょう。


(大輪 武司)



















2025年4月11日金曜日

洗車キラー

 都会と異なり、遠く離れた当地は今がスギ花粉飛散のピークを迎えております。

目・鼻・喉などの症状に加え、車の汚れ具合でその事実を確認することが可能です。

これが4月後半から5月になると、近隣の奈良井川、田川などの堤防沿いにアカシア、ニセアカシアの白い花が一斉に開花します。

そしてこの花粉たちが、黄色の水玉状に車やバイクのいたるところに付着し、

まるで草間彌生の作品を見ているような上等な気分に・・・



・・・はとてもなれず、朝から結構ゲンナリします。

しかしながら以前も当ブログでご紹介しましたが、

虫媒花であるアカシア、ニセアカシアは花粉症の原因になることはほぼありませんので、

それだけは救いではあります。



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さて、今年もGWがやってきます。

カレンダーの並びは飛び石となりますが、

人によっては黒い日を休日にしての大型長期連休化も可能でしょう。

当薬局はそういうわけにはいかないので、以下店休日のお知らせとなります。



当番薬局の日もありますが、

連休前後は薬局も医療機関もバタバタしがちではあります。

余裕をもったスケジューリングと、

無理をしてけがや体調を悪くしないよう注意し、素敵な連休をお過ごして下さい。

(大輪 武司)