2026年9月8日火曜日

雨ニモ負ケズ

 夏の終わり、というよりは梅雨に逆戻りしたような天候が続いております。

秋の長雨は「薄梅雨(すすきつゆ)」とも呼ばれているようですが、

風情ある名前に反し、各地で水害をもたらす災害級の雨をもたらしています。

皆様におかれましても日頃の備えとして、

停電時の対応や通勤・通学ルートの確認、連絡手段の確保などにもご注意下さい。



水害に限らず災害時の備えの一環として、

再三にわたりますが以下普段お使いになるお薬についても再度確認をお願い致します。


1.常用薬は1週間くらい予備を持つ。

避難所開設を経て臨時救護所より普段お使いのお薬が手元に渡るまでは、3~7日くらいの期間がかかり、それまでは自力救済が求められます。

また、普段通っている医療機関や薬局が無事でも、道路の寸断など供給が途切れればしばらくは薬が入ってこない事態も考えられます。

以上を踏まえ概ね1週間ほどの予備があると安心かと思われます。


2.自分の服用している薬の把握を

日常的に通っている医療機関や薬局も被災すると、ご自身の服用しているお薬のデータを確認することが難しくなる場合があります。

そのような状況で「白い玉の血圧の薬」という情報だけで、初めて接する医療関係者が普段使っている薬に辿り着くのはほぼ不可能となります。

そのため、お薬の名前と規格(何mg)、量などがわかる情報が必要となります。

加えて先般の熊本地震の際もそうでしたが、お薬手帳や薬剤情報提供文書を持参している方は臨時的措置としてその内容を基に、受診しなくてもお薬を受け取ることが出来ました。

相手に情報を正確に伝える為、お薬手帳(電子版もあります)や薬剤情報提供文書はいざという時にも役に立つ公的な物である事を覚えておいて下さい。


3.常備薬の確認を

災害時では通常の生活とは異なり、ケガや感染防御、ストレスによる下痢、便秘、胃痛や乾燥、ホコリ対策などへの様々な緊急的な対応が自助として求められます。

ご自身の体調や病歴などに合った常備薬を揃え、定期的に期限が切れていないかを確認して下さい。

また、常備薬の中に家族分の歯ブラシを入れておくのも推奨されていますので、ご検討下さい。



ニュースを見ればどこかしら災害の情報が流れる昨今です。

他地域での災害を教訓に、今が災害前の準備期間として備えを進めてみてはいかがでしょうか?

(大輪 武司)