2015年8月25日火曜日

Last Rust RAST



台風シーズン真っ盛りとなり、気象情報から目が離せない今日この頃です。
昨日今日と西日本を中心に台風の影響も甚大ですが、今回もここいらはお山が守ってくれるんだろうと信じております。
・・・それにしても最近は、スマホのお天気アプリなどで雨雲を事前に知らせてくれるようになり、便利になったものです当たり外れはありますが・・・


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さて、来週の日曜日になりますが、
恒例となりました松本薬剤師会主催での薬草観察会がアルプス公園にて行われます。
昨年は残念ながら台風の影響で中止となりましたので、今週末の天気もどうなるかドキドキというわけです。

ちなみにおととしの様子はこんなんでした
http://alpspark-toybox.seesaa.net/article/288479965.html


その一環として先週の日曜は早朝から周辺整備として、草刈りを行ってきました。

アルプス公園は総面積71.1haと広大で、縦断するのだけでも1時間以上はかかります。ほぼ山です。
右端の小屋の前に薬草園があります

いつもは東口から歩いて薬草園のある古民家まで行くのですが、それでも30分はかかります(舗装された山道で)
というわけで今回は裏口である北口より侵入。
駐車スペースは限られていますがそこは早朝の為ガラガラ。ものの10分もかからず目的地に到着しました。

作業自体はあっと言う間に終わりましたが、正直どれが薬草でどれが雑草なのか・・・
大学の頃は薬草園案内などを部活で行い、比較的なじみはあるはずなのですが、どうやらとっくに錆びついているようです。

ヒトには効かないようです



今年は残念ながら塩尻市の防災訓練と重なってしまったので当日は参加できませんが、
絶好の天気(=曇天晴れると灼熱地獄です)に恵まれ、毎年一定数発生する迷子がでない事をお祈り申し上げます。
(大輪 武司)

2015年8月20日木曜日

道路と法律と医療と技術と未来と

お盆休みも終わり、ここいらでは二学期のスタートも今週からです。
楽しい夏休みも終わりに近づき、残暑の中残った宿題を片付ける子供たちのほほえましい(?)姿が目に浮かびます。



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さて、先日池袋駅にて医師の運転する車が暴走し、歩行者をなぎ倒して薬剤師が犠牲になるという痛ましい事件がありました。
その後の報道で薬物乱用ではなかったようですが、てんかんの持病があったとの事で波紋を呼んでいます。


このニュースの中で気になった事として、改正道路交通法の存在があります。
昨年の6月1日より施行になった同法ですが、ちゃんと確認してみると、
その中で『一定の病気に係る運転者対策』という要綱が新設されていました。
それによりますと・・・

■免許を受けようとする者等に対する質問等に関する規定の整備
 公安委員会は、免許の取得・免許証の更新をしようとする方に対して、病気の症状に関する必要な質問ができるようになります。
虚偽の記載・報告をした場合1年以下の懲役または30万円以下の罰金

■一定の病気等に該当する方を診察した医師による診察結果の届出に関する規定の整備
 医師は、一定の病気等に該当する方を診察し、その方が運転免許を持っていると知ったときは、その診察結果を公安委員会に届け出ることができます。

■一定の病気に該当する疑いがある方に対する免許効力の停止に関する規定の整備
 公安委員会は、一定の病気等にかかっていると疑われる方の免許を3か月を超えない範囲内で期間を定めて停止することができます。

■一定の病気に該当することを理由として免許を取り消された場合の再取得に係る試験の一部免除に関する規定の整備
 一定の病気に該当すること等を理由に免許を取り消された場合、取消しから3年以内であれば、再取得時の運転免許試験(適性試験は除く)は免除されます。


それでは一定の病気とは?と言いますと・・・


・ 統合失調症
・ てんかん
・ 再発性の失神
・ 無自覚性の低血糖症
・ そううつ病
・ 重度の眠気の症状を呈する睡眠障害
・ その他自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作の
いずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈する病気
・ 認知症
また、これらの一定の病気に
・ アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒
を加えたものを「一定の病気等」と総称します。


そうしますと今回のケースにおいては、容疑者はてんかんの持病に対し、虚偽の報告をして免許を取得したものとして、罰則が適用されることになるでしょう(30万円?)
また、容疑者の主治医に関しては診察結果の届出は任意であるため、特に罰則の適用はなさそうです。
ただ、医療のプロである容疑者が持病や今回の改正道交法について知らないわけがなく、社会的責任がさらに追及される事になるのではないでしょうか。



さて、話の方向性が変わりますが、今回の改正について「一定の病気」という疾患で定義されている所が薬剤師的に気になります。
ということは、薬剤による副作用等で意識障害を生じ、暴走事故などを起こした場合はどうなるのでしょうか?

実はこんな判決も出ています(H27.8.17)

 タクシーを運転中に持病の薬の副作用で意識1を失って、歩道の男性をはねて重傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)に問われた元タクシー運転手の古賀久善被告(71)に対し、福岡地裁は17日、無罪(求刑・禁錮1年4月)の判決を言い渡した。潮海二郎裁判官は「体調の異変から気を失うまでの間は一瞬」として、運転中止は困難だったと判断した。
   
 争点は、古賀被告がめまいを覚えてから意識喪失までに運転を中止できたかどうかだった。検察側は「意識を失うまでに数秒あり、十分な時間があった」と主張していた。
 判決は、ドライブレコーダーの記録などから「頭が熱くなり、そのまま気を失った」という古賀被告の供述の信用性を認めた。これまでに薬による意識1障害もなく、予見可能性も認めなかった。
 判決によると、古賀被告は2014年10月、福岡市博多区をタクシーで時速約30キロで走行中に意識を喪失。清掃作業をしていた50代男性をはね骨盤骨折などの重傷を負わせた。
 福岡地検は「判決内容を精査し適切に対応したい」とコメントした。
リンク⇒http://mainichi.jp/select/news/20150818k0000m040043000c.html




こうなると、被害者の矛先は薬を出した処方医や、その薬を調剤した薬剤師に向けられる可能性があります。
副作用として意識障害や眠気を生ずる薬剤は市販薬も含め山のようにあります。そしてその薬剤の情報を提供するのは薬剤師の役目です。責任のウェイトは重いと言わざるをえません。

だからといって裁判対策の為だけのテクニック的な手法。例えば副作用が羅列された文書だけを渡す。と言ったのも考えようです。
患者さんが副作用によって不幸な事故を起こさないよう配慮する姿勢。そういった意識が必要なのではないでしょうか。


また、特に地方においては医療関係者とはいえそう簡単に車を取り上げるわけにもいきません。
公共交通機関がない集落などではまさに死活問題となります。
自分もたまに、対向車が来るたびブレーキをかけ、ヨロヨロ運転する恐ろしい老人の車を目にしたりもします。
この問題は医療の他、社会的な側面を併せ持っています。
解決の方法として浮かぶのは、全自動運転自動車の普及くらいでしょうか?


未来の技術に期待したいものです。



(大輪 武司)


2015年8月13日木曜日

避暑ツーリング

本日は迎え盆という事で、帰省して実家でまったり・・・
なんて方も多いかと思われます渋滞地獄お疲れ様でした
ダイリン薬局むかいの食品スーパーも、今日は豪華船盛りやらオードブルを目当てに三世代で遊びにくる人たちで人だかりができています。


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さて、そんな風景を眺めつつダイリン薬局は本日も張り切って営業しております!
周りの医療機関の多くはお盆休みに入り、調剤は静かなものですが、おかげさまで雑務が片付く事の如しとなっております。




そんな中、先日久々にプラッとバイクにてお出かけしてきたのでご報告を。



を切るバイクなら夏でも快適そうに見えますが、決してそんなことはありません。
上下メッシュ素材で固めても、停まってしまえばそこはまさに地獄。
ヘルメットの中の汗をぬぐう事もできません。
特に今年は炎天下続きで、日中渋滞にでもはまろうものなら命の危険があると言っても過言ではありません。

その為、このシーズンですと、時は早朝、場所は高原・山以外選択肢がありません。
というわけでちょっくら早起きして7時前に松本をぷいっと出発します。

危惧されたバッテリーも交換により一発始動の良い調子です。
早朝の為周囲への騒音も考慮して、暖気もそこそこに市内を東へ向かいます。
コンビニで事前購入した片道券で、三才山トンネルからR152で上田手前を曲がり『千曲ビューライン』に入ります。

この千曲ビューラインは以前も踏破しようと試みたのですが、いつの間にか道を間違えてしまい、佐久穂⇒ビーナスラインと進路変更を余儀なくされてしまいました。
今回は改めてのリベンジとなります。

いわゆる広域農道で、車線も広い割に交通量も少なく快適な道路です。
河岸段丘の起伏のある丘陵地帯を、時にはワインディングも織り交ぜ進んでいきます。




 
北海道のような景色を堪能した後、佐久北IC手前ほどのR141に繋がり、今度は北上して「浅間サンライン」にのっかります。
残念ながら曇天にて浅間山は望めませんでしたが、それはそれで暑くならなくてラッキーとも言えます。
R18に戻ると軽井沢方面は渋滞傾向で、避暑地の人気を実感します。
R18からR146に入り、星野リゾートのハルニレテラスの混雑っぷりを横目に、中軽井沢から北軽井沢へむかいます。
近くには有名な高級リゾートの『星のや』や『ブレストンコート』があります

さすがに避暑地だけあって涼しさ満点です!9時くらいで気温は22℃。
車のドライバーも、時たま窓から手を出して涼を感じている姿が何度も見られました。
いかにも別荘地な林の中を快適に距離グングンを伸ばします。
さわやか避暑地!



そのまま長野原から草津へ入ります。
 温泉地で暑いイメージもありますが、草津の標高は1000m越えなのでクーラーいらずの涼しい限りでした。
湯畑を見るためにバイクで突入するも、細い一方通行に迷い2周した後脱出成功。
その後このブログに何回も登場している定番のR292で、「志賀草津高原ルート」に入ります。
白根山は相変わらず火山規制にて駐停車禁止ですが、道自体は通行可能なので、ゆっくりと眺めかつ硫黄の香りを愛でつつバイクを走らせます。自転車の人も多いのですが有毒ガスは大丈夫なのかいつも心配になります・・・

その後「道の駅北信州やまのうち」まで下りて休憩します。
オヤマボクチ入りのコシのある蕎麦をズルズルすすりエネルギーを回復していると、すでに太陽は本気モードに・・・
バイクに戻るとグリップもタンクもシートも激熱で、下手すると火傷しそうになります。
こんな時ばかりは黒いボディを恨めしくも思ったりします。

我慢しつつも後は帰るだけ。
志賀中野有料道路でお賽銭のように100円を投げてショートカットし、信州中野ICで一気に松本ICまで飛ばします。
コントロールが悪いと悲惨な結果となります

帰るにつれて徐々に高まる気温が、まさに肌を通して感じる事が出来ます。
高速道の風速でも暑いので、事故渋滞にでもなったら干物になれそうな勢いです。

ぷいっと目的の松本IC到着。ここから自宅に戻るまでが最後の熱地獄です。
信号機での停車時にはエンジンからの排熱が容赦なく襲い掛かります。ちょっとクラッとします

ほうほうの体で13時に帰宅。
実質5時間で300kmほどのデイツーリングとなりました。
帰宅後は即シャワーを浴びてスイカバーでクールダウン。
疲労感と共に、これが正しい盛夏のツーリングスタイルだと実感するのでした。

(大輪 武司)




2015年8月7日金曜日

引っ越し完了!

ちょっくらご無沙汰していましたが、
おかげさまで無事TOPページの引っ越しが終了いたしました。



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あまりそちらを利用している方も少ないかもしれませんが、
こちらとしてはないととっても不便なので(広告用URLやQRコードのリンク先がないので・・・)
引っ越しが完了して一安心と共に、各種登録していたURLの更新に奔走しております。


んで新URLがコチラです→http://www.dairin-ph.com/

内容は特に今までと変更はありませんので、その辺はご了承ください。

ちなみに出来上がったQRコードです

いや~、現状維持って大変ですね。
(大輪 武司)