以前より噂をされていた新薬が承認されました。
今までの目や鼻などの症状を対症療法的に緩和する薬と違い、
今度の新薬は「花粉症を根治する」として注目が集まっています。
そんなニュースが掲載されていたのでご紹介までに。
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スギ花粉症に「なめる」薬 厚労省が初承認、根治に期待
朝日新聞デジタル 1月18日(土)7時33分配信
スギ花粉症の根治が期待できる新薬が17日、厚生労働省に承認された。花粉の成分を元にした薬で、口に含んで粘膜から取り込んで体を慣らし、異常な免疫反応を引き起こしている体質を改善する。花粉症の根治療法で「なめる」薬の承認は国内初。注射薬に比べて患者の負担が少なく、専門医の間で普及への期待が高まっている。
鳥居薬品(本社・東京)が申請していた舌下免疫療法薬「シダトレン」。舌の裏側に、目薬のように薬液を垂らして2分間待ち、そのままのみ込む。1日1回服用する。臨床試験では1年半続けて、症状抑制の効果が確認された。
適応患者は今のところ12歳以上で、2~3年は治療が必要。アレルギー反応によるアナフィラキシーショックなど副作用の危険もあるため、自宅できちんと管理できることが前提だ。医師の側も学会や製薬会社の講習会を受けて登録されないと処方できない。
鳥居薬品(本社・東京)が申請していた舌下免疫療法薬「シダトレン」。舌の裏側に、目薬のように薬液を垂らして2分間待ち、そのままのみ込む。1日1回服用する。臨床試験では1年半続けて、症状抑制の効果が確認された。
適応患者は今のところ12歳以上で、2~3年は治療が必要。アレルギー反応によるアナフィラキシーショックなど副作用の危険もあるため、自宅できちんと管理できることが前提だ。医師の側も学会や製薬会社の講習会を受けて登録されないと処方できない。
朝日新聞社
とはいえ初回投与からしばらくは院内投与になりそうですし、治療が完了するまでにかかる時間も相当なものです。
薬剤師側としてみれば患者のコンプライアンス維持が重要となる薬ですが、花粉所に悩まされていた人たちの一つの福音となりそうです。
(大輪 武司)
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