2012年10月28日日曜日

燃える山

27日の土曜日に、木曽の赤沢美林を目指して紅葉狩りツーリングに行ってきました。
朝晩は4~5℃と寒さが身に沁みますが、晴れていれば日中はバイクでも快適な温度です。

行きは松本→洗馬→木曽路→赤沢美林
帰りは寄り道して赤沢美林→地蔵峠→開田高原→木曽街道→野麦峠→松本
とおよそ250kmを7時間ほどで走り抜けました。



赤沢美林手前の渓流脇。車だと躊躇しちゃいますが、バイクなので気軽に停車します。




 渓流に沿って登っていくと、赤沢美林に到着します。
ここら辺の沢の岩も寝覚ノ床と同じように規則性のある面白い形をしています。


 
赤沢美林到着!松本から2時間しないくらいですかね。
それにしても絶好の天気で、紅葉狩りには最適です。
でっかいバスがいっぱいいましたが、細い道で相互通行出来ず大変そうでした。
ちなみに森林鉄道は満席にて断念。トレッキングもせずそのままきびすを返します。
 
 
 
地蔵峠の途中にある唐沢の滝へ寄り道。
ここはその気になれば滝壺まで行けるので、荒行もできます。
あまり人がいないので自分のお気に入りスポットです。
 
 
 
 
地蔵峠から拝謁する御嶽山。
ちょっと逆光で見づらいですが、頂上付近は雪化粧をしています。
以前田の原から登山した際は、神様が降りてきている時期だったらしく
白装束姿や山伏姿の御嶽信仰行者だらけでタイムスリップした気分になりました。
 
 
 
こちらは野麦峠お助け小屋から見た乗鞍岳。
夕方にもなるとさすがに峠は冷えてきます。
HOTコーヒーで手を温めて、奈川→松本と帰宅しました。
 
 
イチョウやモミジもいいですが、ブナやカラマツの紅葉も美しく、
代表的な紅葉スポット以外にも感嘆の声を漏らすようなシーンが多々ありました。
 
これから二輪で紅葉狩りに行く方は、
上ばっかりに目を取られて落ち葉でスリップしないようにお気を付けください。
(大輪 武司)


2012年10月25日木曜日

セミナーに行ってきました

ここ最近、当社取り扱い製品の研修会やセミナーが立て続けにありました。
ためになるお話や、学術的な内容などを伺い大変勉強になりました。


その中で興味深かったのが『睡眠の質』というお話しです。


「睡眠時間」も大切な尺度ではありますが、
浅い眠りが延々続いてもしっかりとは休めてはいません。
一日の身体的疲労の回復や記憶の整理などを行い、次の日への活力を養うには睡眠の質が重要になります。


通常の方の睡眠時の脳波を測定すると、寝付いてからの始めの1.5時間の周期で
一番眠りが深い「徐波睡眠」が現れます。
この時に、代謝を上げて身体を修復するホルモン(GH)が分泌され、疲労が改善されます。

この深い眠りが出来なければどうなるでしょう?
睡眠時間はとれているのに「朝がつらい」「スッキリ起きられない」「寝た気がしない」「昼間に眠くなってしょうがない」という自覚症状が現れます。

これを「熟眠障害」と言うそうです。

皆さんも経験あるかもしれませんが、
深酒した次の日なんかは自分もこんな症状が出ます。

他にも睡眠薬(BZ系、バルビツール酸系)でも深い眠りを妨げて、
熟眠障害を引き起こしてしまうこともあるそうです。
睡眠薬で睡眠時間は増えたけど、スッキリしない・・・
と言うのはこういった理由が関連しているそうです。

それではどうしたら睡眠の質を高めることが出来るのか?
ということですが・・・
その方法は原因(ストレス、病状、加齢、薬物、食事、生活スタイルなど)によって人様々です。
ただ、共通して効果があると言われているのが

睡眠1~2時間前の入浴(39℃くらいのぬるめのお風呂で30分以上入浴)
入眠前にストレッチなどの簡単な運動を行う
自分に合った寝具を用いる


以上3点です(細かく言えばもっとありますが・・・)


書き出すときりがなくなりますので、この辺にしておきますが
詳しく知りたい方は是非ご相談下さい。
(大輪 武司)


2012年10月23日火曜日

徒然に

こんにちは 本店?駅前店?広丘支所の隣?にいるおばさん薬剤師です。
秋になり菊の花の丸い鉢植えが届きました。黄色です。花のひらくのが楽しみです。
(大輪 義子)

2012年10月18日木曜日

秋のご挨拶

日毎に朝晩の寒さを感じる日々が続いています。
山も色づき始め、お客さんのお話も紅葉やキノコ、さらにはイナゴの話しで盛り上がります。
昔はジコボウを採りに山に連れて行かれたりもしましたが、今は見分けがつくか自信がないです。

ジコボウ?リコボウ?色んな名前で呼ばれているキノコです
そば屋さんにも新そばののぼりが目立ち始めました。
まだ新そばの味がわかるほどの舌を持ち合わせていませんが、
気が付けばざるそばをすすったりしています。
おススメの蕎麦屋がありましたら、是非教えて下さい。
締めのそば湯が欠かせません!


そんなこんなで秋が深まっています。
風邪をひかれる方も増えてまいりました。
痛みを訴える方も多くなりました。
皆様体を冷やさぬようご自愛下さい。
(大輪 武司)

2012年10月11日木曜日

被災地の今は

さてさて、話しは北海道に旅立つちょっと手前に遡ります。
今回の旅行の目的のひとつは「被災地を再訪する」事でした。
東日本大震災から1年半が経ち、メディアでの露出も以前に比べ少なくなってきました。
被災地の現状はどうなっているんだろうか?
復興は進んでいるのだろうか?
そんな思いで訪れた各地を、写真とともにご紹介致します。




仙台から沿岸部を国道沿いに進んだ後、裏松島に入ると被害が顕著でした。
この2枚は野蒜海岸からの写真です。
一面雑草が生えている更地は、かつて海の家や民宿などで栄えていた場所です。
今は瓦礫の山になってしまっています。
写真にはないですが、ガードレールや橋の欄干が飴細工のようにグニャグニャに曲がり、
被害の凄まじさを生々しく語ってくれます。




こちら塩竈の中州地帯での印象的な写真。
塩竈市は川沿いの被害が大きく、この自由の女神の傷跡からすると8m以上は波が来たようです。
ここから女川地区までは更地と被害を受けたままの建物が多く、各地でお線香の香りと献花が捧げられている光景が非常に印象的でした。
また、女川地区沿岸部は瓦礫の仕分けでトラックが土ぼこりをあげて走っているだけで、完全に壊滅していました。
このあたりの地区では写真を撮るのも躊躇してしまい、記録に残せてはいません。


女川から三陸沖を北上すると、南三陸町に着きます。
この写真はかつての避難所のあった志津川中学校の高台から撮影しました。
かつての灰色の風景は、緑の更地に姿を変えていました。
そこに生活の場は少なく、ただ瓦礫が片付いただけに見えました。

南三陸町の旧防災庁舎跡です。一礼、合掌して写真に収めます。
ここはTVで何度も紹介されており、皆さんもご存知かと思います。
右下の僧侶が読経を捧げ、色んな人が入れ代わり立ち代わり訪れています。
自分には原爆ドームのようなメモリアルであり、墓標であるように感じました。


2011.4月


2012.9月

こちらは南三陸町最大の避難所として機能していた、「南三陸町ベイサイドアリーナ」です。
震災当初は遺体安置所として運用され、数日後に避難所として機能し、今は元のスポーツ振興施設としての役割に戻っていました。
周辺には志津川病院の臨時診療所や臨時町役場などが立てられ、復興の要になっているようです。



2011.4月

2012.9
ベイサイドアリーナの中に入ると、すぐ右手側にトレーニングルームがあります。
ここがかつての臨時救護所でしたが、今は2枚目のように本来の姿です。
かつてここで医療支援を行ったことが嘘のようでもあります。

ベイサイドアリーナの体育館からは、終始子供たちの歓声が聞こえていました。
付近には仮設商店街などでの市場なども開かれ、復興への意気込みが感じられました。
地域の傷跡は深く、回復にはかなりの時間がかかると思われます。
ただ、一歩一歩復興への道を歩き出していると言うことを実感しました。
(大輪 武司)


2012年10月5日金曜日

北海道の滝と・・・

さてさて前回の予告通り、今回は北海道で訪れた“滝+α”をご紹介致します。
そろそろ皆さん飽きてきました?
まぁそう言わず折角なので、お付き合い下さい。



まず始めは、襟裳から広尾までの黄金道路沿いにあるフンベの滝
滝自体は大きくないですが、岩盤から染み出た滝として珍しいんだとか(上に川がないんです)
サーフィンをする人たちを見ながら、涼んでいました。

続きましては知床半島ウトロのすぐ近くにあるオシンコシンの滝
ここは歩いてすぐのところに滝があるので、お気軽に見ることが出来ます。
帰り際に、レンジャーが爆竹で熊を追っ払っているところに遭遇!
川に遡上するマスやサケを目当てに、クマがやってくるんだそうです。



ここも駐車場からすぐに見ることが出来ます。
もう一つ、流星の滝も50mほど隣にあり、山を20分ほど登ると二つの滝が一度に見られる双瀑台があります。紅葉の時季は凄そう!






滝の画像が尽きたので、真っ直ぐな道を2本ほど。
上が斜里町の名も無き道。下が開陽台近くの北19号。
直線道路が天空まで延びています。
北海道ならではの光景ですね。こういった景色を見る為にわざわざ来たんです。

たまには(ちょくちょく?)こんな濃霧にも襲われます。もう何にも見えません。
ちなみに撮影場所は釧路から厚岸へ向かう海岸線近くの道道。
ハイビームにするとさらに見えなくなることを知りました・・・。
阿寒湖付近の峠道でこんな濃霧にまかれた時は、さすがに焦りました。


最後は知る人ぞ知る謎のメッセージ。
何にも無いとこに突如「牛」の字が。
牛が作ったわけじゃないだろうけど、頭の中に「?」でいっぱいになります。
個人的にはお気に入りの場所です♪


どんどんまとまりがなくなってきましたが、あえて時系列で紹介しないようにしました。
色んな所を見てきたぐらいに捉えて頂ければ助かります。
まだ続くかも?
(大輪 武司)