2013年3月27日水曜日

薬局妖怪図鑑

薬局で調剤業務をしていると、たまに妖怪が出ます。
この陽気で頭にお花が咲いたわけではないですが、いるのです。

いたずら好きな彼らは、
患者や薬剤師が困っているのを見て陰で笑っているのかもしれません。

代表的な妖怪として・・・

『くすりかくし』
患者のお薬を隠してしまいます。
患者が薬局に薬が無い旨の電話をした後に、こっそり元に戻します。
車やカバン、服のポケットの中によく現れます。

『ちびかまいたち』
薬剤師が空の箱を潰そうとすると、その中から現れていつの間にか手に傷を負わせます。
気がつかないまま手を消毒する薬剤師の悲鳴が好物です。

『くすりとばし』
薬剤師が錠剤を一包にまとめている時に現れます。すごい勢いでシートから薬を飛ばします。
近い仲間に『輪ゴムとばし』もいます。


『FAXわずらい』
FAXのトナーやインク、紙をこっそりつまみ食いします。
気がついたらFAXが印刷されていないのは大抵こいつの仕業です。

『りばーす』
インフルエンザの吸入薬を吸ってもらう時に喉に現れる小さい妖怪。
せっかく吸入した薬を、薬剤師の方向めがけて逆噴射してくれます。

『雷様』
冬の時期によく現れます。
粉の薬を調剤していると、自慢の静電気で粉をくっつけたり散らしたりしてくれます。


まだまだ妖怪はたくさんいます。
皆さんもいたずら好きな妖怪には重々気をつけて下さい。
(大輪 武司)




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