霜月となり、紅葉のピークを経てアルプスの峰々が白く化粧を施す今日この頃です。
今年はインフルエンザの予防接種も例年より早いペースで本格化してきました。
毎年の事ながら、こういった医療的な事案にも季節感を感じずにはいられません。
「さて、今年は抗インフル薬の在庫をどうするか?」
霜月が棚卸し月となる当薬局において、私の毎年の脳内風景です。
さて、最低気温が氷点下に差し掛かるこの時期、
中々バイクでのお出かけも億劫になります。
そこで楽しみとなるレジャーが皆様も大好きな【温泉】です。
大概の人が自分のお気に入りであるイチオシ温泉を持っているのではないでしょうか?
一口に温泉と言ってもその魅力は細分化されます。
①泉質・湯量・効能
②景観・シチュエーション
③秘境感・転地効果
④付帯施設・食事・周辺地域等
パッと思いつくところではこんなところでしょうか。
個人的に①を最重要視する私としては、温泉に入るとき必ず「温泉分析表」を確認します。
その中でも着目するのが「泉質名」と「溶存物質」で、特に「高張性温泉」を狙うことが多いです。
県内であれば白骨、加賀井、小赤沢などでしょうか。
以下分かりやすいようにラーメンに例えると(独断と偏見です)
・「泉質」:醤油や味噌、豚骨や塩などの味
・「溶存物資」:味の濃さ
・「低張性温泉」「等張性温泉」「高張性温泉」:あっさり、ふつう、こってり
幸いなことに長野県にも多くの温泉地があります。
至福のひと時の前に、脱衣場の一角にある温泉分析表を覗いてみてはいかがでしょうか。
最後の項目である検査機関も確認するのをお忘れなく・・・。
(大輪 武司)
0 件のコメント:
コメントを投稿