桜が見ごろを迎えています。
昨年に比べると2週間遅い開花となりましたが、ようやくの春らしさを満喫できそうです。
しかしながら車にうっすら降り積もる黄色い花粉を見ると、
外でマスクを外して思う存分深呼吸・・・はまだまだリスクが高そうです。
さて、私事で恐縮ですが先日およそ10年ぶりくらいに車を買い替えました。
走行距離的にはまだまだ乗れたのですが、タイヤ(夏・冬)の寿命と車検の時期が重なり、
この機会にとのことで清水の舞台から無事飛び降りてみました。
最近の車らしく(中古ですが)ACCや各種レーダーなどのADAS(先進運転システム)が搭載され、安全性や快適性が向上しています。
今更かもしれませんが、キーレスシステムはいちいち鍵を出さなくてよいので、荷物を持っていたりする時重宝します。
また、オートライト、オートワイパーなどにより操作の簡略化も進み、運転中やることが少なくなりました。
ナビや音楽はAndoridAuto経由となり、今は苦戦しているところですがこれも慣れの問題だと思われます。
こうしてみると、10年の間に車の装備がいかに変わったかが思い知らされ、ちょっとした浦島太郎状態です。
これを薬局に当てはめてみるとどうでしょう。10年前にはなかったものを思い返すと・・・
患者さんが手にするものでは新薬、マイナンバー、電子お薬手帳など、
薬局での業務では調剤補助者、オンライン請求、オンライン服薬指導などが代表的なものとして挙げられるでしょうか。
車ほどのスピード感はないですが、やはりDXに関しての内容が多くを占めているのが分かります。
誰のためのDX化なのか、と思うところはありますが、
今後さらに加速するDX化に振り落とされないよう必死にしがみついていきたいと思います。
(大輪 武司)