先日の11日をもちまして、東日本大震災から丸5年が経ちました。
各種報道などでも特集を組み、現在までの復興状況について多角的に拝見する事が出来ました。
未だ一つの通過点に過ぎませんが、今後も意義ある復興が継続していく事を、
改めてお祈り申し上げます。
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さて、ちょっと前になりますが「保育園落ちた日本死ね」と匿名のブログが話題になりました。
今なお様々なところで反響を呼び、子育て世代の共感を呼んでいます。
ブログの内容につきましては、皆さん各メディアなどでもう十分ご承知の事かと思われます。
これを見て真っ先に私が思ったのは、
保育園⇒特養(特別養護老人ホーム)にしても十分置き換わることです。
子育ての問題は20~30代を中心に、特に都市部において顕著に現れている問題となります。
これは都市部の過密人口に対して保育所の数が不足している事と、待遇の低い保育士のなり手がいない事が原因とされています。
一方同じように都市部においては、これからますます増加する高齢者の為のインフラ整備も間に合ってません。また、介護士も待遇が低くなり手が少ないことが問題となっています。
勿論一般的には子育て世代より介護世代の方が年齢層が上になります。
しかしながら子育てが終了したら、すぐに親の介護が始まる事となると、
「保育園落ちた日本死ね」⇒「特養落ちた日本死ね」
とスライドされるのは時間の問題でしょう。
子育て問題や介護問題など、一億総活躍の為の社会的ハードルは、中々高そうです。
(大輪 武司)