皆さんもNEWSなどで耳にする機会があったかと思われます。
その報道を見たときに『ん?SARSじゃないの?』
と思った方も多かったのではないのでしょうか?ハイ、自分がそうです
そんなこともあって知識強化の為、
今回はちょっとMERSについて調べてみました。
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〇MERS(中東呼吸器症候群)
・感染源:ヒトコブラクダ(?)、ヤマコウモリ(?)
・病原体:MERSコロナウイルス
・感染形式:飛沫感染
・潜伏期間:最長2週間
・症状:発熱、咳、息切れ⇒肺炎、呼吸困難に
・治療法:なし(対症療法)
・ワクチン:なし
・致死率:40%程度
・有効な消毒方法:消毒用エタノール、イソプロパノール、次亜塩素酸
ちなみにSARSと比較してみますと・・・
〇SARS(重症急性呼吸器症候群)
・感染源:キクガシラコウモリ
・病原体:SARSコロナウイルス
・感染形式:飛沫感染
・潜伏期間:平均5日
・症状:発熱、咳、息切れ⇒肺炎、呼吸困難に
・治療法:なし(対症療法)
・ワクチン:なし
・致死率:14~15%程度
・有効な消毒方法:消毒用エタノール、界面活性剤(台所用洗剤を薄めたもの)
こうして比べると、類似性が高い事が分かります。同じコロナウイルスですしね
確定診断が下せる医療機関は国内でも数少ないですが、
渡航歴、症状、潜伏期間が診断の決め手となると思われます。
日常的に私たちが注意するレベルに達しているわけではありませんが、
まず出来る事としては、やはり予防となります。
各疾患とも飛沫感染なのでマスクや手指の消毒は有効です。
また、メジャーな消毒薬である消毒用エタノールも効果的です。
様々な感染症に言える事ではありますが、
手洗いやうがいの習慣化が公衆衛生に寄与することは間違いありません。
こちらは特定の疾患ならずとも励行すべきでしょう。
今回は備忘録としてお伝えしました~。
(大輪 武司)
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