前回同様タスクフォースとして参加してきましたのでご報告までに。
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昨年も同じようなことを書いているのですが、
現在薬学部は6年制となっており、5年次に病院・薬局でそれぞれ2.5か月の実習を行います。
そういった学生たちの実習を受け入れるべく、
『認定実務実習指導薬剤師』
を育成するのが今回のワークショップの目的となります。
現在薬学部のコアカリキュラムも改定が進み、平成31年度からは新しいカリキュラムに沿った実習がスタートします。
現在のカリキュラムにおける問題点を検証し、改善するPDCAサイクルが機能しているものと思われますが、ひとまず来るべきその時期までは旧来通りで実習は進みます。
さて、ワークショップの内容ですが、正直なところしんどいです。
2日間という限られた時間の中、タイトなスケジュールで夜までぎっしりタスクはその前日からぎっしりですが・・・
情報交換会の後には、次の日の朝までにレポートを作成しなければなりません。
参加者は緊張する中慣れないワークショップで疲労し、2日間を過ごします。
SGD(スモールグループディスカッション)討議風景 |
KJ法による問題抽出作業風景 |
全体討議風景 |
実習受け入れに不安である一つの要素として『何をするか見えてこない』という懸案事項があると思われます。
逆に言えばその内容が明確になると、ハードルが下がり参加するのが容易になります。
ワークショップではそういったカリキュラムの方法や作成を学びます。
そして何より大切なことが、教育者としてのエッセンスを注入する事です。
教える側の姿勢・態度は知識・技術に匹敵する重要性があります。
教育者としての魂が芽生えた参加者は、疲労の中に得るものが多かったと感じるのでしょう。
以前研修会で広島に行った際に知りましたが、日本海軍連合艦隊司令長官、山本五十六の名言集にこんな言葉があります。
最近この言葉にはまってます。
(大輪 武司)