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今後さらなる技術の向上に伴い、そうではなくなるかもしれませんが、
今の所地震と言う事象は唐突に現れます。
みなさんも報道でご存知の通り、
昨日の大阪府北部を震源とする地震は最大震度6弱で、
通勤通学で混雑する都市部を直撃しました。
場所がら、21年前の阪神淡路大震災を思い返した方も多かったでしょう。
しかしながら、今回は比較的倒壊・延焼も少なく、以前のように避難所での長期的な生活を強いられる方は少なくなりそうです。
かつて何回も当ブログにてお伝えしましたが、
薬剤師の視点から地震への備えを改めて紹介いたします。
①常用薬はおくすり手帳などに記載し、誰にでも自分の使っている薬が分かるようにしておく
普段通っている医療機関や薬局が被災している場合、何の薬が出ているかわかるまでに時間を要すことがあります。
医療ボランティアなどに伝えるためにも、自身の薬を伝えられるようにしておきましょう。
(『血圧の白い玉の薬』だけでは何の薬か全くわかりません)
②常用しているおくすりは多少のスットクしておく。
医療ボランティアの介入を想定して、1週間分くらいは余裕を持っておくと安心です。
ただし、期限もありますので管理しきれない量を蓄えるのはやめましょう。
③自宅の救急箱に入っている薬の確認
被災当初は怪我の手当ても自助で行う事となります。
割れたガラスでのケガやぎっくり腰を想定して薬や衛生用品を揃えておきましょう。
オススメは「マスク」「ハンドクリーム」です。
また、この機会に期限チェックを行いましょう。
減災の為には自助能力も問われます。
後悔先に立たずとならぬよう、今一度確認を宜しくお願い致します。
(大輪 武司)