2013年12月5日木曜日

酒は飲んでも飲まれるな<考察>

皆さんお酒は好きですか?私は大好きです!
師走に入り、宴の機会も多くなってきているかと思います。

先日薬剤師会HP内のコラムを更新した際、二日酔いについていろいろと調べていました。



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自分がまだ学生だった頃は、二日酔いの原因はエタノールの代謝中間物であるアセトアルデヒドが悪さを引き起こすと教わった記憶があります。
実際アルコール依存を断ち切るための薬である嫌酒薬(シアナマイド、ノックビン)は、
アルデヒド脱水素酵素の働きをじゃまして、アセトアルデヒドを分解しにくくすることにより、
悪酔いをわざと引き起こす薬ですそれでも飲酒する方は多いみたいですが・・・

しかしどうやら調べていくと、最近はアセトアルデヒドだけが悪酔いの原因でないと考えられているようです。これは意外でした。

しかしまぁ実感として、個人的な体験ですが・・・
①日本酒やワインなどの醸造酒は、次の日の頭痛を引き起こしやすいです。
②ウィスキーや焼酎などの蒸留酒は胃腸症状を引き起こしやすいです。

醸造酒と蒸留酒の違いを考えると、
①→エタノール以外の不純物の有無(congener)
②→アルコール度数の差
 このへんが症状に関わってくるのでしょうか?あくまで個人的な見解です

実際には酒量やちゃんぽん、何を肴にしたのかや体調などで大きく変わるので、
数あるうちのひとつのファクターだと思われます・・・
 


ちなみに自分は薬草・香草系のリキュールが好きですが、やっぱり飲みすぎれば二日酔いします。
薬も過ぎれば何とやら・・・ですね(汗



まぁ難しいことを考えているうちはまだまだお酒が足りていないのかもしれませんが、
どうせなら楽しくほどほどで上手に付き合っていきたいものです。
皆さんもこれからの時期、飲みすぎには注意しましょう!
(大輪 武司)




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