今年は平日に2日休める人は10連休となり、羨ましい限りです。
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暑さも寒さもほどほどかつ、花粉も収まってきたこの時期は、
お出かけにはまさにもってこいのこの季節と言えます。
というわけで、ご多分に漏れずアチコチ出かける機会がありましたので、
ご紹介させて頂きます。
まずは4月の土日に出かけたはなもも巡りのツーリング。
R19の木曽路をひたすら南下し、R256から清内路トンネルを抜けて阿智村へ。
肌寒い時期ながらも、道の駅で温まりながらほぼ迷うことない道を進みます。
R256との分岐で看板発見。
R256は通称「はなもも街道」と呼ばれています |
道路沿いには鮮やかななももがちらほら見えてきます。
幾つか名所はあるのですが、時期的に満開の月川温泉へ。
人だらけではありますが、川沿いに納得の風景が広がります。
川沿いと月川温泉周囲が花桃だらけ |
同じ木に異なる花の色が咲く「キメラ種」が多いそうです |
続いて4月末に行ってきました美ヶ原ハイキング。
松本市出身なら小学校で登山する誰もが知る山ですが、
塩尻出身の自分には登山の記憶がなく、改めて散歩がてらに出かけてみました。
北アルプスが順光で見られる午前中がベストなので、少し早めに家を出ます。
美ヶ原へのルートは数多ありますが、
今回は個人的に一番馴染みのある美鈴湖から上がります。
いわゆる「裏ビーナス」をいつものように駆け上がり、美ヶ原自然保護センターに車を止めます。
駐車場を降りると予想外の寒さ・・・
松本の標高を約600m、美ヶ原の標高を約2000mとすると、標高差1400mとなります。
標高が100mあがると気温は0.6℃下がるので温度差は8.4℃となります。
早めに家を出たのと、この日がたまたま気温が低いのが重なり、
出発地での気温は1℃でした・・・
まぁそれでも天気は良いので、気温も上昇していくだろうとの事で出発。
天狗の露地⇒王ヶ鼻までむかいます。
ほぼ車道を登り、コースタイムよりちょっと早めに到着。
北アルプスはちょっと薄曇りでしたが、松本平を見下ろすパノラマは素晴らしいです。
きびすを返し、王ヶ頭方面へむかい、
手前の分岐からアルプス展望ルートを進みます。
進行方向の後ろが北アルプスになるため、逆側から来ればよかったと思いつつ、
烏帽子岩⇒百曲り園地へ、いわゆる台地上となっている美ヶ原の崖部がよくわかります。
王ヶ頭を中心とした空撮図 |
塩くれ場に出るあたりからガスに包まれ、風も強くなってきました。
急激に気温が低下し、思わず雨具を着こみます。チラチラ雪も降っていました。
休憩して足を止めると寒くてたまらないので、ノンストップで美ヶ原牧場を歩いていると、
途中牧場内で鹿の角をゲット!お土産にします。
自然に抜け落ちた物と思われます。周囲に頭蓋骨はありませんでした。 |
シカ被害の一端を感じさせてくれます。
そんなこんなで王ヶ頭ホテルに到着。
寒さに震えながら中でカレーを頼むと、そこはホテルの味♪
普通の山では考えられない優雅さが広がります。
身体も暖まったところで周囲を見渡すと、
このホテルで有名な窓霜の写真が幾つか目に留まります。
標高2000mならではの世界です |
ホテルを後にして、外へ出ると陽が出ていました。
太陽光のありがたみを感じながら、ホテル裏手の王ヶ頭へ。
美ヶ原最高峰の2034m |
ぐるっと一周約3時間ほどでした。
疲労より寒さがこたえましたが、それなりに収穫のあるハイキングでした。
以上、まだまだお出かけしたい所が山のようにありますが、
貴重な休みを利用して、これからも少しずつ埋めていきたいと思います。
(大輪 武司)
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