2023年11月25日土曜日

力の使い道

雪の便りも日に日に標高を下げ、山は三段紅葉で晩秋真っ盛りといった今日この頃です。
しかしながら気温の上下が激しく、スタッドレスの車に窓を開けて乗るような日もあります。
体調を崩される方も多く、インフルエンザに関して長野県は警報級で流行していますので、基本的な感染予防等にご注意ください。



さて来年度の医療・介護・障害のトリプル改定の時期を迎え、
様々な情報が飛び交っています。
今のところ既定路線でマイナス改定~現状維持のまま進みそうな気配が漂っており、
物価高に伴うコスト高や、賃金上昇、医薬品供給崩壊への薬価対応などの諸問題は先送りまたは限定的なものになりそうです。





我々のように保険医療に携わる者にとって、
この時期ほど「政治の力」を実感する事はないと思います。
しかしながら「政治の力」も一朝一夕に出来上がるものではありません。
一般的に選挙で議員を輩出し我々の声を政治の場に届けなければ、
業界における課題や問題点は政治の場で認知されません。
(医薬品供給問題のようにマスコミから一般世間を通す政治力もありますが・・・)



保険薬局業界でも若手勤務薬剤師ほど政治に関心が薄く、
「どうせ給料変わらないから、面倒なことはしたくない」
というのが本音かと思われます。
そういった人たちの意識を変容し、票の数に繋げるため、
選挙に行くことで自身にどういった影響やメリットが生ずるのか。



今が一番わかりやすい時期なのかもしれません。
(大輪 武司)